『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』は子供も観れる?気まずいシーン・暴力グロ描写を解説
© 1984 Paramount Pictures
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989年)のリビング・セーフティレベルは、3★★★☆☆です。
リビング・セーフティレベル ★★★☆☆:ラブシーンや暴力シーンはあるが、激しい表現ではなくストーリーに沿った適度なもの。

◆レベル3★★★☆☆作品の概要◆
刺激の強い暴力描写または性的描写が含まれている可能性があり、映画に慣れていない子が見ると、刺激が強すぎることがあるかもしれません。映画鑑賞経験が豊富なお子さんであれば、大きな問題なく楽しめる作品です。
ご家庭の方針やお子さんの成熟度によって、リビング鑑賞可否の判断が分かれるのがこのレベルです。
例:『アベンジャーズ』シリーズ、『ハリー・ポッター』シリーズ、など

描写のタイプ別チェック 性的描写・裸の描写:軽度
暴力・グロ描写:中度
ホラー・ハラハラドキドキ・緊迫感:中度

 

『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989年)は、「インディ・ジョーンズ」シリーズの3作目にあたる作品。

本シリーズではおなじみの骸骨やヘビ、大量のネズミなどの怖いシーンや刺激の強い暴力描写が含まれますが、

小学生以下の子供にとっては、「インディ・ジョーンズ」シリーズの中で1番観やすい(グロ・ホラー描写の程度が抑えられている)作品かもしれません。

やや激しめのキスシーンはあるものの、気まずいほどではなく、他にラブシーン(ベッドシーン)もありません。冒険映画好きのご家庭であれば、問題なく家族でリビング鑑賞できる作品です。

インディのあの帽子やムチなど、インディのルーツと言えるものがたくさん登場する作品で、「インディ・ジョーンズ」シリーズの中でも1番家族で楽しめる作品じゃなでしょうか。

「インディ・ジョーンズ」シリーズを観たことがないお子さんは、この作品からデビューしてみるのもおすすめですよ!

ペケ子
うちの長男(小5)が「インディ・ジョーンズ」シリーズの中で1番好きなのが、この『インディー・ジョンズ/最後の聖戦』。
宝探しや謎解きのシーンが多く、冒険好きなお子さんは絶対楽しめる作品ですよ!
こんな子におすすめ!
  • 実写映画に慣れている
  • アクション映画が大好き
  • 冒険映画が好き
  • ハラハラドキドキしたい
こんな子&ご家庭は気を付けて!
  • 実写映画に慣れていない
  • ヘビやネズミが苦手
  • 暴力描写が苦手
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『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』【G】(1989年)ってどんな映画?サクっと解説

(C) 1984 Paramount Pictures

『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』【G】(2021年)作品情報(監督&キャスト)

タイトル:『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦/Indiana Jones and the Last Crusade』
公開:1989年
ジャンル:アクション、アドベンチャー
映倫区分:不明(参考:Prime Video【13+】、Disney+【12+】)

監督:スティーヴン・スピルバーグ
製作総指揮:ジョージ・ルーカス

キャスト: ハリソン・フォード、ショーン・コネリー、アリソン・ドゥーディ

あらすじ

1912年。美しい金の十字架を盗掘していた悪党と遭遇した13歳のインディ(リバー・フェニックス)は、バトルの末に彼らを撃退。歴史学者の父・ヘンリー(ショーン・コネリー)のもとに十字架を持ち帰るが、悪党と組んでいた警官に十字架を奪われてしまう。 時は流れて1938年。インディ(ハリソン・フォード)は、かつて十字架を奪っていった悪党と再会し、十字架を奪還。その数日後、インディは富豪のドノバン(ジュリアン・グローバー)からある相談を受ける。キリストが“最後の晩餐”で使ったと言われる聖杯を探していた調査隊の責任者が行方不明になり、調査が継続できなくなったというのだ。行方不明になったのがヘンリーだと知ったインディは、ヘンリーの旧友で考古学博物館長のマーカス(デンホルム・エリオット)と共に父の家へ。ヘンリーの家は荒らされた後だったが、彼はインディに聖杯探索の調査記録を送りつけていた。
ヘンリーと共に調査を行っていたエルザ(アリソン・ドゥーディ)とベニスで合流したインディは、父の調査記録を元に地下墓地(カタコンベ)へ。その奥深くで、聖杯が隠された場所につながるヒントを発見するが、突然、何者かが地下に火を放ち…! 地上に逃れたインディを追撃してきたのは、悪の手から聖杯を守るために活動を続けてきた集団。彼らから、ヘンリーがオーストリアとドイツの国境にある城に閉じ込められていると教えられたインディは、エルザと共にドイツに向かうことになる!

『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989年)は家族でリビング鑑賞できる?

ネタバレ注意!
ここから先は、作品内の具体的な描写に触れています。
できるだけストーリーの本筋には触れないようにリビングセーフティレベルをチェックしていますが、ついうっかりネタバレしてしまっている可能性がありますので、ご注意ください。

映倫の年齢制限区分:不明(映倫公式サイトに情報なし)

『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989年)の年齢制限区分については、映倫公式サイトに情報が掲載されていませんでした。

Amazon Prime Videoでは【13+】、Disney+では【12+】という区分が設定されています:

『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989年)のリビング・セーフティレベルをチェック!

子供に不適切なシーンや保護者の助言が必要なシーンがないか、項目別に4段階でチェックし評価・解説しています。

ご自宅のリビングで鑑賞可能かどうか、判断する際の参考にしてください。

4段階評価の内容
なし:注意が必要な描写なし
軽度:軽度の描写あり(やや過激・やや刺激が強い)
中度:中程度の描写あり(過激・刺激が強い)
重度:重度の描写あり(極めて過激・きわめて刺激が強い)

性的描写・裸の描写:軽度

やや激しめのキスシーン、女性を押し倒しながらのキスシーンがありますが、性的に誇張されたものではなくリビングが気まずくなるようなレベルではありません。

その他、気まずいベッドシーンなどは出てきませんので、家族みんなで安心して楽しめます。

暴力・グロ描写:中度

「インディ・ジョーンズ」シリーズといえば、いち考古学者であるはずのインディの激しいアクションが魅力のひとつ。

本作品でも、大学教授とは思えないアクションを見せてくれています。

銃で撃ち合うシーンや殴り合いのシーン、などがあり、小さいお子さんにとっては刺激の強い暴力描写となっています。

銃で撃たれた際の出血描写や、人間が戦車のタイヤに巻き込まれるシーンなど、演出上やや残酷な描写もあり、怖がりなお子さんは注意が必要です。

前作の『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』よりも、出血やグロ描写の程度はかなり抑えらており、幅広い年齢層が観ることを想定してつくられている印象(人が死ぬ瞬間は映らない、など)。

“暴力”を強調するような描写ではなく、インディと敵が戦っているハラハラドキドキ感が楽しめるようなものになっていて、保育園や幼稚園のお子さんでも観れるようなレベルの暴力描写になっています。

暴力描写が完全NGなご家庭や怖がりなお子さん以外は、ご家族みんなで楽しめる作品です。

ホラー・ハラハラドキドキ緊迫感:中度

大勢の敵が迫りくる中での宝探しや、どんな罠が仕掛けられているかわからない場所へ侵入するなど、ハラハラドキドキのシーンが盛りだくさん!

ですが、子供が嫌がるような緊迫感ではなく、ついつい興奮して見入ってしまうような緊迫感で、小さいお子さんも夢中になって観てくれるはず。

ホラー映画のような緊迫感はありませんが、骸骨などややホラーな描写もありますので、怖がりなお子さんはその点だけ注意してあげてください。

ホラーなシーン

「インディ・ジョーンズ」シリーズではお馴染みの“ホラーな描写”が本作品にも出てきます。

洞窟や地下などの薄暗い場所に入って行く場面が何度かあるんですが、そこではほぼ毎回たくさんの骸骨が出てきます。

また、作品終盤に、生きている人間が骸骨のようになって倒れてしまうシーンがあり、おそらくこのシーンがいちばんホラーで怖いシーン(いちばんの見どころシーンでもある)。

怖がりなお子さんはご注意ください。

ネズミ、ヘビの描写

“動物・虫がうじゃうじゃ”の描写も、「インディ・ジョーンズ」シリーズではお馴染みですね。

本作品では、大量のヘビの中に落とされるシーンや、大量のネズミに囲まれるシーン(気持ち悪い...)があります。

特に、ネズミのシーンでは、逃げ場のない場所にネズミが大量に侵入してきて「ネズミに食べられてしまうんじゃないか!?」と強い不安を覚えます。

ネズミやヘビが苦手な方は、ご注意ください。

宝探しのシーン

宝探しや謎解きのシーンは、ハラハラドキドキのオンパレード!

特に、作品終盤の宝探しシーンでは、どんな罠が仕掛けられているかわからない状況で、インディが無事宝を発見できるか!?ハラハラドキドキの大興奮です。

罠で首をはねられて死んでしまうんじゃないか?、崖から落ちてしまうんじゃないか?といったシーンがあり、強い不安を感じながらも、ついつい見てしまうようなシーンになっています。

敵との戦闘シーン

大勢の敵と戦う場面が何度かあります。

命の危機にさらされるような場面もあり、緊迫感高めの描写で怖がる子もいるかもしれません。

まとめ:『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989年)はリビング・セーフティレベル3★★★☆☆

(C) 1984 Paramount Pictures

『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989年)リビング・セーフティレベルは、★★★☆☆です。

★★★☆☆:ラブシーンや暴力シーンはあるが、激しい表現ではなくストーリーに沿った適度なもの。
◆レベル3★★★☆☆作品の概要◆
刺激の強い暴力描写または性的描写が含まれている可能性があり、映画に慣れていない子が見ると、刺激が強すぎることがあるかもしれません。映画鑑賞経験が豊富なお子さんであれば、大きな問題なく楽しめる作品です。
ご家庭の方針やお子さんの成熟度によって、リビング鑑賞可否の判断が分かれるのがこのレベルです。
例:『アベンジャーズ』シリーズ、『ハリー・ポッター』シリーズ、など

『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989年)は、刺激の強い暴力描写やハラハラドキドキ緊迫感の含まれる作品です。

ただ、暴力描写や出血・グロ描写の程度は、より幅広い年齢層の人が楽しめるように配慮されていて、“小さい子供には見せたくない!”といった残酷で過激な描写は出てきません。

また、やや激しめのキスシーンは含まれるものの、気まずいラブシーンもありませんし、家族みんなでリビング鑑賞を楽しめる作品です。

宝探しや謎解きの場面では、息を飲むような緊張感にハラハラしながらも、ドキドキワクワクが勝ってしまうような大興奮の描写の連続で、冒険好きのお子さんは絶対気に入ってくれるはず!

「インディ・ジョーンズ」シリーズの3作目にあたるのがこの作品ですが、シリーズの中で1番子供と一緒に楽しみやすい作品なので、この作品から「インディ・ジョーンズ」デビューしてみるのもおすすめですよ!

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