
『アウェアネス-超能力覚醒-』【16+】(2023年)のリビング・セーフティレベルは、3★★★☆☆です。 | |
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リビング・セーフティレベル | 3★★★☆☆:ラブシーンや暴力シーンはあるが、激しい表現ではなくストーリーに沿った適度なもの。 ◆レベル3★★★☆☆作品の概要◆ |
描写のタイプ別チェック | 性的描写・裸の描写:軽度 暴力・グロ描写:中度 ホラー・ハラハラドキドキ・緊迫感:中度 |
『アウェアネス-超能力覚醒-』【16+】(2023年)は、スペイン制作のAmazonオリジナル映画。
劇場未公開作品、Amazon Prime Videoのみでの配信となっています。
Amazonによって、映倫の【R15+】に該当する【16+】というレーティングが設定されていますが、“超能力”など小学生以下の子供が好きそうな要素が含まれている作品で、小学生以下でも楽しめるような内容になっています。
女性の入浴シーン(裸のうしろ姿が映ります)があるものの、気まずくなるほど過激な描写ではありません。
【16+】というレーティングは、刺激の強い暴力描写を理由に設定されているものかと思われますが、アクション映画に慣れているお子さんであれば、怖がらずに鑑賞できるようなレベルです。
ややグロい出血描写などがあるため、その点だけ注意が必要ですが、スリル満点&子どもを飽きさせないようなストーリーで、親子でのリビング鑑賞にもおすすめの作品です。
- 実写映画に慣れている
- アクション映画が大好き
- グロ・出血描写にも抵抗がない
- 実写映画に慣れていない
- グロ描写、出血描写が苦手
『アウェアネス-超能力覚醒-』【16+】(2023年)ってどんな映画?サクっと解説
『アウェアネス-超能力覚醒-』【16+】(2023年)作品情報(監督&キャスト)
タイトル:『アウェアネス-超能力覚醒-/Awareness』
公開:2023年
ジャンル:SF・サスペンス・アクション
映倫区分:16+
監督:ダニエル・ベンマヨール
キャスト:フアン・ソラ、ダニエル・ベンマヨール、 ナチョ・マニュベン
あらすじ
イアンは世を忍んで父と暮らすティーンエイジャー。彼は「人に幻影を見せられる」という特殊能力を持っており、親子はそれを使いケチな盗みを働いて日々をしのいでいた。ある日、うっかりその能力を人目にさらしてしまったイアンは、謎の秘密機関から追われる身となる。必死で逃れながら、イアンはその能力を持つのが自分だけではないこと、また、これまでの人生がウソにまみれていたことを知るのだった。
『アウェアネス-超能力覚醒-』【16+】(2023年)は家族でリビング鑑賞できる?
ここから先は、作品内の具体的な描写に触れています。
できるだけストーリーの本筋には触れないようにリビングセーフティレベルをチェックしていますが、ついうっかりネタバレしてしまっている可能性がありますので、ご注意ください。
映倫の年齢制限区分:なし
本作品は、Amazon Prime Videoのみで配信されている劇場未公開作品のため、映倫による年齢制限区分は設定されておりません。
Amazon Prime Videoレーティング:16+(ヤングアダルト)
この【16+】というレーティングは、映倫の【R15+】(=Restricted/観覧制限、15 歳未満は観覧禁止)と同程度のレーティングになっています。
『アウェアネス-超能力覚醒-』【16+】(2023年)のリビング・セーフティレベルをチェック!
子供に不適切なシーンや保護者の助言が必要なシーンがないか、項目別に4段階でチェックし評価・解説しています。
ご自宅のリビングで鑑賞可能かどうか、判断する際の参考にしてください。
軽度:軽度の描写あり(やや過激・やや刺激が強い)
中度:中程度の描写あり(過激・刺激が強い)
重度:重度の描写あり(極めて過激・きわめて刺激が強い)
性的描写・裸の描写:軽度
男女のキスシーン、女性の裸(うしろ姿のみ)の描写があります。
キスシーンは、やや濃厚ではあるものの、キス以上には発展しない&一瞬で終わるため、家族で観ていて気まずいようなシーンではありません。
1番ドキッとするシーンは、女性の裸の描写。
女性がおもむろに服を脱ぎ捨てシャワーを浴びる、というシーンなんですが、うしろ姿のみではあるものの、お尻や胸の形がきれいに映ります。
そしてそれをこっそり覗き見ている男性。
「まさか、ここから何か起きちゃう!???」
とちょっぴり気まずい気分になるんですが、それ以上は何も起きないのでご安心を。
暴力・グロ描写:中度
刺激の強い暴力描写、グロ描写が含まれます。
ただ、他の【R15+】の作品と比較すると、その程度はかなり軽め。【16+】というレーティングが厳しすぎるように感じる方もいるんじゃないでしょうか。
あくまでも個人的な感想ですが...
本作品の暴力・グロ描写の程度は、「【G】作品よりも過激、でも【PG12】ほどではない」という印象。
【16+】というレーティングが設定されているため不安になられる方もいるかもしれませんが、普段【PG12】作品をご覧になっているご家庭であれば、それほど問題になるシーンは出てきません。
銃による暴力
銃による過激な暴力シーンが複数回あり、【G】(=年齢にかかわらず誰でも観覧できる)レーティングのアクション映画よりも、出血描写が多めになっています。
銃で撃たれる際に血が飛び散ったり、撃たれた傷口がアップになったり、グロめの描写も多いため、注意が必要です。
その他
1人で大勢を相手に戦うシーンや、超能力で操られた人たちとの戦闘シーンがあります。
なかなか激しめのアクションで、アクション映画好きなお子さんにとっては見応えたっぷりのシーンではないでしょうか。
銃を使用しない殴り合いのシーンでは、そこまでグロい描写は出てきません。
ホラー・ハラハラドキドキ緊迫感:中度
スリラー的な要素も楽しめる作品なので、ハラハラドキドキするような場面もありますが、ホラー映画のような緊迫感を煽る演出はありません。
夜に1人で観ても怖くないような作品です。
まとめ:『アウェアネス-超能力覚醒-』【16+】(2023年)はリビング・セーフティレベル3★★★☆☆
3★★★☆☆:ラブシーンや暴力シーンはあるが、激しい表現ではなくストーリーに沿った適度なもの。
◆レベル3★★★☆☆作品の概要◆
刺激の強い暴力描写または性的描写が含まれている可能性があり、映画に慣れていない子が見ると、刺激が強すぎることがあるかもしれません。映画鑑賞経験が豊富なお子さんであれば、大きな問題なく楽しめる作品です。
ご家庭の方針やお子さんの成熟度によって、リビング鑑賞可否の判断が分かれるのがこのレベルです。
例:『アベンジャーズ』シリーズ、『ハリー・ポッター』シリーズ、など
『アウェアネス-超能力覚醒-』【16+】(2023年)は、過激な暴力・グロ描写や、女性の裸(うしろ姿のみ)の描写が含まれる作品です。
【G】(=年齢にかかわらず誰でも観覧できる)区分の作品と比較すると、暴力描写がリアルで出血シーンも多めなので、出血描写が完全NGなご家庭はご注意ください。
しかし、【16+】(【R15+】レベル)と聞いて想像するような刺激の強すぎる暴力描写は出てきませんし、小学生以下の子供と一緒に観ていて気まずくなるようなラブシーンや性的描写はありません。
“超能力”という、小学生以下の子供が好きそうな要素も含まれていて、アクション映画が好きなお子さんは気に入って観てくれるんじゃないでしょうか。
ハリウッド作品と比較すると、やや物足りない部分はあるものの、大人ほどの映画鑑賞経験のない小学生以下のお子さんであれば、そんなことは気にせず楽しめるはずです。
Prime Videoユーザーの方は、是非ご家族でリビング鑑賞してみてくださいね。