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『エクスペンダブルズ』【R15+】(2010年)のリビング・セーフティレベルは、1★☆☆☆☆です。 | |
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リビング・セーフティレベル | 1★☆☆☆☆:過激で露骨な描写が含まれるため、子供と一緒のリビング鑑賞NG。
◆レベル1★☆☆☆☆作品の概要◆ |
描写のタイプ別チェック | 性的描写・裸の描写:なしー軽度 暴力・グロ描写:重度 ホラー・ハラハラドキドキ・緊迫感:重度 |
『エクスペンダブルズ』【R15+】(2010年)は、シルヴェスター・スタローンが監督・脚本・主演を務め、ジェイソン・ステイサムやジェット・リーなど豪華アクション俳優が出演しているアクション映画。
ブルース・ウィリスやアーノルド・シュワルツェネッガーも出演していて、「ダイ・ハード」シリーズや「ターミネーター」シリーズを観て育ったパパママ世代は、大興奮間違いナシの作品です。
アクション映画好きなお子さんならきっと「観てみたい!」と言いそうな豪華キャスト&激しいアクションがかっこいい作品なんですが、残念ながら【R15+】(=15歳未満観覧禁止)ということで、小学生以下のお子さんには刺激が強すぎる内容が含まれています。
気まずいラブシーンは出てこないものの、極めて過激で残酷なグロ描写や出血描写あり。
子供が見ることを想定しているアクション映画は、通常、出血描写やグロ描写を最低限に抑えてうまく演出がされています。
本作品の場合、「小学生以下の子供はターゲットから外したのね...」ということがすぐにわかるくらい、なんの遠慮も配慮もなく血が飛び散り肉片も散乱...
全体的には、【PG12】(=12 歳未満の年少者の観覧には、親又は保護者の助言・指導が必要 )レベルの暴力・グロ描写になっている印象ですが、極めて残酷で大人でも目を覆ってしまうような肉体損壊の描写が何カ所かあるため、リビング・セーフティレベル1★☆☆☆☆とさせていただきました。
気になる方は詳しい解説をご確認ください。
- 実写映画に慣れている
- アクション映画が大好き
- グロ・出血描写にも抵抗がない
- 実写映画に慣れていない
- グロ描写、出血描写が苦手
- 大人向けの世界観は見せたくない
『エクスペンダブルズ』【R15+】(2010年)ってどんな映画?サクっと解説
『エクスペンダブルズ』【R15+】(2010年)作品情報(監督&キャスト)
タイトル:『エクスペンダブルズ/The Expendables』
公開:2010年
ジャンル:アクション、サスペンス
映倫区分:R15+(=15歳未満観覧禁止)
監督:シルヴェスター・スタローン
脚本:シルヴェスター・スタローン、 デヴィッド・キャラハム
キャスト: シルヴェスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレン
あらすじ
奇跡のドリーム・プロジェクトに結集した驚異のスーパースター軍団!
興奮と感動のスーパー・シリーズ発進!!
ソマリア、静まり返った真夜中のアデン湾。月灯りに照らされた停泊中の大型タンカーに忍び寄る一隻の攻撃用ボート。船内では、船をジャックした武装海賊たちが、身代金が届かないことに業を煮やし、欧米人の人質たちを船倉に集め、ビデオを回して人質の公開処刑を開始しようとしていた。海賊のリーダーが人質の腕を掴み巨大なナタを振り上げた瞬間、数本のレーザー照準が一斉にリーダーを狙った。海賊たちの前に現れたのは《エクスペンダブルズ》の精鋭6人だった。
『エクスペンダブルズ』【R15+】(2010年)は家族でリビング鑑賞できる?
ここから先は、作品内の具体的な描写に触れています。
できるだけストーリーの本筋には触れないようにリビングセーフティレベルをチェックしていますが、ついうっかりネタバレしてしまっている可能性がありますので、ご注意ください。
映倫の年齢制限区分:R15+(=15歳未満観覧禁止)
映倫による年齢制限区分は【R15+】ということで、15歳未満は、保護者同伴であっても劇場での観覧はできません。
R15+(Restricted/観覧制限):15 歳以上(15 歳未満は観覧禁止)
この区分の映画は、主題や題材の描写の刺激が強く、15 歳未満の年少者には、理解力や判断力の面で不向きな内容が含まれている。従って、15 歳以上の観客を対象とし、15 歳未満は観覧禁止とする。
百戦錬磨の傭兵たちが南米小国の独裁政権を打倒するため、その軍隊や殺し屋たちと戦う。戦闘アクション。刀剣による出血飛散を伴う刺激の強い肉体損壊の描写、及び数々の殺傷の描写がみられ、標記区分に指定します。
『エクスペンダブルズ』【R15+】(2010年)のリビング・セーフティレベルをチェック!
子供に不適切なシーンや保護者の助言が必要なシーンがないか、項目別に4段階でチェックし評価・解説しています。
ご自宅のリビングで鑑賞可能かどうか、判断する際の参考にしてください。
軽度:軽度の描写あり(やや過激・やや刺激が強い)
中度:中程度の描写あり(過激・刺激が強い)
重度:重度の描写あり(極めて過激・きわめて刺激が強い)
性的描写・裸の描写:なしー軽度
気まずいラブシーンや刺激の強い性的描写はありません。
女性が複数の男性から押さえつけられるような場面や、レイプをほのめかすような場面があるものの、実際には何も起きませんし性的な行為は一切出てきません。
暴力・グロ描写:重度
極めて過激で残酷な暴力描写、グロ描写、出血描写、肉体の損壊描写が出てきます。
小学生以下のお子さんが観てしまうと、トラウマになるどころか「何か心の成長に悪い影響を与えてしまうんじゃないの!??」と心配になるくらいの刺激的な描写。
普段からアクション映画をよく観ているお子さんであれば、多少の出血描写や過激な暴力描写は見慣れているかもしれません。
しかし、本作品は過激な肉体の損壊描写が出てくるため、【G】や【PG12】とは比較にならないほど残酷でグロい!
エロ描写が含まれない【R15+】作品なので、なんとなーくアクション映画好きの高学年くらいなら見れそうな気もしてしまいますが、本当の本当にグロいので要注意です。
銃による暴力描写
激しい銃撃戦の描写が含まれます。
血が飛び散るのは当たり前で、銃で撃たれた箇所が吹き飛ぶなどの残酷でグロめの描写ばかりです。
1番グロいのは、銃弾が敵のお腹に当たり、上半身がすべて吹き飛ばされるシーン。大量出血&肉片が飛び散る描写&吹き飛んだ上半身までしっかり映されています。
作品序盤の描写なので、グロが苦手な方は、このシーンのせいで脱落する方もいるんじゃないでしょうか。
ナイフや刃物による暴力描写
ナイフ投げが得意なキャラクターがいるため、ナイフを投げて敵を倒すシーンが何度も出てきます。
首や背中などにナイフを投げる場面では、血が飛び散りまくりです。
1番グロいのが、刃物で腕と首を切り落とすシーン。切断した箇所から血が溢れている描写もあります。
スプラッター映画とまではいかないものの、グロさMAXの場面です。
爆発物による暴力描写
過激な爆発描写が何度も登場します。
が!上述の銃やナイフでの暴力描写が過激すぎて、爆発物による暴力シーンはマシな方かもしれません。
その他
その他、殴り合いのシーンや、カーチェイスでの銃撃戦などもありますが、上述の銃やナイフによる暴力描写がとにかく残酷すぎるため、その他の暴力描写はそこまで気にならないかもしれません。
すべての暴力描写が【PG12】区分の作品以上、【G】区分のアクション映画とはあきらかに一線を画しています。
ホラー・ハラハラドキドキ緊迫感:重度
爆発シーンや、敵地への侵入シーンがあり、強い不安を感じる作品です。
ただ、緊迫感というよりもグロさの方が強く、ホラー映画のようなハラハラドキドキ感はあまりありません。
『エクスペンダブルズ』【R15+】(2010年)は、夜に大人1人で鑑賞できる?
基本的には、アクション映画好きな方なら1人でも楽しめる内容になっています。
ホラー映画のようなドキドキ感は含まれないため、1人で観ていて怖く感じるような演出はありません。
しかし、グロ系が苦手な方は要注意!
吐き気をもよおすレベルの出血描写で、夜に1人で鑑賞していると気分を害す可能性のある作品です。
『エクスペンダブルズ』【R15+】(2010年)の過激さを他のアクション映画と比較
【R15+】指定区分のアクション映画や、出血・肉体損壊の描写が多く含まれる他の映画と、『エクスペンダブルズ』を比較してみました。
VS 『デッドプール2』【R15+】(2018年)
極めて過激な出血描写やグロ描写が含まれる『デッドプール2』と本作品『エクスペンダブルズ』【R15+】(2010年)を比較すると、本作品の方が過激さが強いように感じます。
『デッドプール2』はコメディ映画ということもありますし、肉体損壊や出血描写が『エクスペンダブルズ』の方が多い&グロさも強いです。
VS 『ソウ』【R15+】(2018年)
『ソウ』は、心理的に追い詰められていくような、ゆっくり時間をかけた残酷でグロい描写が見どころのホラー映画。
この『ソウ』のような緊迫感を煽る演出は、『エクスペンダブルズ』には含まれません。
『エクスペンダブルズ』はあくまでアクション映画なので、アクションシーンを盛り上げるためのグロ・出血描写といえます。
まとめ:『エクスペンダブルズ』【R15+】(2010年)はリビング・セーフティレベル1★☆☆☆☆
1★☆☆☆☆:過激で露骨な描写が含まれるため、子供と一緒のリビング鑑賞NG。
◆レベル1★☆☆☆☆作品の概要◆
15歳以下のお子さんには、極めて刺激が強い暴力描写や性的描写が含まれている可能性が高いです。
性的描写は、リビングで鑑賞すると気まずくなる確率120%、暴力描写もトラウマになってしまう危険性大、家族でのリビング鑑賞はおすすめしません。
グロ描写が強烈すぎたり、緊迫感MAXの作品が含まれるため、大人1人でのリビング鑑賞にも注意が必要です。
例:『パラサイトー半地下の家族ー』、『エスター』、『バッド・ボーイズ2』
『エクスペンダブルズ』【R15+】(2010年)は、極めて過激な暴力描写、出血描写が含まれる作品です。
映倫による年齢制限区分も【R15+】(=15歳未満観覧禁止)に指定されており、小学生以下とのリビング鑑賞は全くおすすめしません。
気まずい性的描写は含まれませんし、アクション映画好きなお子さんであればきっと楽しめるストーリーとかっこいいアクションの作品なんですが、出血や肉体損壊の描写がかなーり過激でグロMAX!
ホラー映画のようなグロさや恐怖感を煽る出があるわけではありませんし、あくまでアクションを盛り上げるための暴力描写ですが、それでも血や肉片が飛び散る描写はとっても残酷。小学生以下の子供には見せたくない方が多いんじゃないでしょうか。
アクション映画好きなお子さんも、もう少し大きくなるまで待ってから鑑賞しましょう!
また、大人が1人で鑑賞する場合も、グロ描写には要注意。
普段からよくアクション映画を観る方でも、重たい気分なってしまう可能性アリなのでお気を付けください。
私がこの作品を最初に1人で鑑賞したときは、作品序盤の銃撃戦のシーンが想像以上にグロく、数分で脱落してしまいました。
次に観たときは、「この映画はグロシーンが多めの映画」と理解した上で鑑賞。
しっかりとストーリーに集中でき、かっこいいアクションに大興奮で最後まで1人で楽しめました。
スプラッター映画ほどのグロさはないしホラー映画のような恐怖感もないので、グロシーンが問題なければ1人でも楽しめる作品ですよ!