本記事は、PRを含んでいます。
『テッド』【R15+】(2012年)のリビング・セーフティレベルは、2★★☆☆☆です。 | |
---|---|
リビング・セーフティレベル | 2★★☆☆☆:大人向けの作品。激しい暴力シーンやラブシーンあり。 ◆レベル2★★☆☆☆作品の概要◆ |
描写のタイプ別チェック | 性的描写・裸の描写:中度ー重度 暴力・グロ描写:軽度 ホラー・ハラハラドキドキ・緊迫感:軽度 その他:薬物の使用、差別的な表現 |
『テッド』【R15+】(2012年)は、かわいいテディベアが主人公なのに、ブラック・ユーモアたっぷり&下品な下ネタ満載の【R15+】指定(=15 歳未満は観覧禁止)のコメディ作品。
気まずい、露骨すぎる下ネタ、マリファナやコカインを使用して盛り上がる薬物描写、差別的な言葉遣いなど、【R15+】指定なのも納得の内容となっています。
女性の上半身裸の描写も出てくるなど、小学生以下の子供にはかなり刺激が強い内容です。
ただ、本作品の主人公、クマのぬいぐるみなんですよ。
露骨な下ネタや性的描写も、ほとんどクマがやっていることなので、なぜかその程度が抑えられているように感じるっていう謎のマジック...
下ネタや薬物使用の描写は、露骨すぎてもはや子供は理解できないレベルに達しているため、ある意味セーフかも!???(←完全に気のせいです)
子供と一緒にリビング鑑賞しても笑いの意味が伝わらずにきっと楽しくないので、大人だけでお酒でも飲みながら盛り上がることをおすすめします。
- 実写映画に慣れている
- 下ネタや性的描写を見せることに抵抗がない
- 実写映画に慣れていない
- 性的な表現に敏感
- 薬物の描写は見せたくない
- 大人向けの世界観は見せたくない
『テッド』【R15+】(2012年)ってどんな映画?サクっと解説
『テッド』【R15+】(2012年)作品情報(監督&キャスト)
タイトル:『テッド/Ted』
公開:2012年
ジャンル:コメディ
映倫区分:R15+(=15歳未満観覧禁止)
監督&脚本: セス・マクファーレン
キャスト: セス・マクファーレン、マーク・ウォールバーグ、ミラ・キュニス
あらすじ
時は1985年のクリスマス。8歳の男の子ジョン・ベネットは、両親からテディベアのぬいぐるみをプレゼントされる。近所の子どもたちから仲間はずれにされ友だちが一人もいないジョンは、ぬいぐるみをテッドと名づけて片時も離さずにいた。だけど……ジョンは星に願いをかけた。「テッドが本当にしゃべってくれたらいいのに……」 すると奇跡が起きた。何とテッドに命が宿り、「僕をハグして!」と、しゃべりかけてきたのだ。こうして、ジョンとテッドは、いつまでも仲良く一緒に暮らしたのだった……。 それから27年の歳月が流れ、ジョンとテッドは今も一緒にいた。35歳になったジョンはレンタカー店員としてうだつの上がらない日々を送っている。テッドは昔のまま見かけだけは愛くるしいぬいぐるみのままだったが、中身はまったく可愛くないキャラに変貌していた。一時は“生きたテディベア”として全米メディアのスターとなったテッドだが、一発屋の悲しいさだめ、今ではすっかり世間から忘れ去られている。テッドの口から出るのは愚痴と皮肉と毒舌ばかり。一日中、居間のソファに座ってマリファナを吸っている。 そんな時、ジョンは人生二度目の奇跡に遭遇していた。超イケてる彼女ロリーをゲットしてしまったのだ。だが、彼女はジョンがいつまでもテッドと自堕落な生活を続けているのが気に入らない。悩んだ末、ジョンやはりロリーとの将来を選ぶことにした。テッドと別れてロリーと暮らす決意を告げると、テッドはスーパーマーケットに就職し、さっそく同僚の美人女性店員をナンパしたりして、けっこうよろしくやっている。これでよかったのだ。 ジョンもテッドも大人の階段を一歩上った……はずだったが、ある日、事件が起きてしまう・・・。
『テッド』【R15+】(2012年)は家族でリビング鑑賞できる?
ここから先は、作品内の具体的な描写に触れています。
できるだけストーリーの本筋には触れないようにリビングセーフティレベルをチェックしていますが、ついうっかりネタバレしてしまっている可能性がありますので、ご注意ください。
映倫の年齢制限区分:R15+
R15+(Restricted/観覧制限)::15 歳以上(15 歳未満は観覧禁止)
この区分の映画は、主題や題材の描写の刺激が強く、15 歳未満の年少者には、理解力や判断力の面で不向きな内容が含まれている。従って、15 歳以上の観客を対象とし、15 歳未満は観覧禁止とする。
少年の頃、ぬいぐるみのテディ・ベアが本物になり、以来27年にわたりそのぬいぐるみのテッドと生活を共にしてきた男が、交際相手の女性にテッドをとるか自分をとるかの選択を迫られる。コメディ・ファンタジー。刺激の強い、ぬいぐるみのテディ・ベアに係わる性描写及び常習的な麻薬の使用の描写がみられ、標記区分に指定します。
『テッド』【R15+】(2012年)のリビング・セーフティレベルをチェック!
子供に不適切なシーンや保護者の助言が必要なシーンがないか、項目別に4段階でチェックし評価・解説しています。
ご自宅のリビングで鑑賞可能かどうか、判断する際の参考にしてください。
軽度:軽度の描写あり(やや過激・やや刺激が強い)
中度:中程度の描写あり(過激・刺激が強い)
重度:重度の描写あり(極めて過激・きわめて刺激が強い)
性的描写・裸の描写:中度ー重度
かなり刺激の強い&露骨な下ネタ、女性のヌード描写が含まれます。小学生以下の子供が見ても、下ネタの内容が理解できないためきっと笑えません。
性行為やベッドシーンの描写は含まれていませんが、性行為を思わせるアクションがたくさん出てきます。
例えば、予告動画にも出てくるテッドが腰を振っている描写。あのシーンから、さらに過激な描写へと発展します。
文字にして書くのはかなーり抵抗感のある内容で、AVでよくあるようなワンシーンをテッドが1人でやって見せています。
露骨すぎる描写なので、おそらく小学生以下の子供が見ても何のことやらさっぱり???なシーンです。
下ネタの内容も露骨すぎるので子供が理解できない内容も多いんですが、中には子供でも理解できてしまうような内容も含まれるため、子供とは絶対一緒に観たくありません。
また、女性の上半身裸の描写は、裸の女性の胸にテッドが落書きをするというもの。
性行為の最中の描写ではないので気まずさはそこまでないものの、バストトップもしっかり映ります。
その他、男女の濃厚なキスシーン、テッドがセクシーな服を着たデリ嬢に囲まれているシーン(予告動画のサムネ)、女性の胸をタッチするシーンなどがあります。
しかーし!下ネタのほとんどがテッドの発言やアクション。
なんせ見た目がクマのぬいぐるみなので、卑猥さや露骨さが半減しているように感じるんですよね。
もしかすると、「これなら、子供と一緒に観ても気まずくないよ!」というご家庭もあるかも???
暴力・グロ描写:軽度
やや刺激の強い暴力描写が含まれます。
アクション映画などに比べると全く過激なものではありませんし、テッド(クマのぬいぐるみ)が暴力描写の中心ということもあり、残酷さはほとんど感じません。
テッドが暴力を振るうシーン
テッドと主人公のジョンの殴り合いのシーンがあります。
ジョンのお尻を丸出しにして棒で叩くなど、やや過激な暴力描写があります。
テッドが暴力を受けるシーン
テッドが耳を引きちぎられるなど、テッドが痛がるような暴力描写があります。
人間同士の暴力シーン
大人が子供をパンチするシーンや、子供同士のいじめのようなシーンがあります。
その他、グロシーン
予告動画のサムネにもなっている、テッドがデリ嬢たちに囲まれているシーン。
あのシーンで、“部屋の隅っこで人間がう〇こをした”という設定とともに、う〇こっぽい映像が映ります。
性的な意味合いは含まれません。
ホラー・ハラハラドキドキ緊迫感:軽度
やや恐怖を感じる、ストーカーのようなキャラクターが出てきます。
その他:薬物の使用、差別的な表現
ストーリー全体を通して、テッドやジョンが薬物を使用するシーンが何度も登場します。
マリファナやコカインを使用し楽しんでいるシーンで、子供に見せたくないシーンではありますが、小学生以下の子供が見ても何をしているのかよくわからないかもしれません。
また、ブラック・コメディ的な発言や演出が多く、ゲイや特定の地域・国についての差別的な表現がたびたび出てきます。
まとめ:『テッド』【R15+】(2012年)はリビング・セーフティレベル2★★☆☆☆
2★★☆☆☆:大人向けの作品。激しい暴力シーンやラブシーンあり。
◆レベル2★★☆☆☆作品の概要◆
小学生以下の子供が観ることを想定していないと思われる作品で、露骨な性的描写または出血・暴力描写が含まれます。
実写映画に慣れていないお子さんや、小学校低学年以下の小さなお子さんの鑑賞は、おすすめしません。高学年以上のお子さんでも、鑑賞前に詳細をチェックされることを強くおすすめします。
例:『イコライザー』シリーズ、『ジョン・ウィック』シリーズなど
『テッド』【R15+】(2012年)は、小学生以下の子供には見せたくないような露骨な下ネタや性的表現、薬物使用、差別的な表現が含まれる作品です。
リビングで鑑賞される際は、お子さんが近くに居ないことを確認してから再生開始されることをおすすめします。
気まずい性行為やベッドシーンは含まれないものの、下ネタが過激すぎる&女性の上半身裸の描写も出てくるため、リビングの鑑賞はくれぐれもお気を付けください。
15歳以上でも、下品な下ネタやブラック・ユーモアが苦手な方だと不快な気分になってしまう可能性のある映画ですので、上の詳しい解説をご確認の上、鑑賞OK・NGを判断されてくださいね!
主人公がかわいいテディベアということで、下ネタの過激さや露骨さのレベルが半減しているように感じるため、「これ、子供も観れるんじゃないの??」という錯覚に陥る可能性がありますが、おそらく小学生以下の子供は笑うポイントが理解できないため楽しめません。
大人だけで、ビールでも片手にゲラゲラ笑いながら鑑賞されることをおすすめします。