『レオン』は小学生も観れる?気まずいラブシーンや性的描写、暴力・グロ描写の有無を解説
(C) 1994 GAUMONT/LES FILMS DU DAUPHIN

本記事は、PRを含んでいます。

『レオン』【PG12】(1994年)のリビング・セーフティレベルは2★★☆☆☆です

★★☆☆☆:大人向けの作品。激しい暴力シーンやラブシーンあり。

◆レベル2★★☆☆☆作品の概要◆
小学生以下の子供が観ることを想定していないと思われる作品で、露骨な性的描写または出血・暴力描写が含まれます。
実写映画に慣れていないお子さんや、小学校低学年以下の小さなお子さんの鑑賞は、おすすめしません。高学年以上のお子さんでも、鑑賞前に詳細をチェックされることを強くおすすめします。
例:「イコライザー」シリーズ「ジョン・ウィック」シリーズなど(レベル2★★☆☆☆作品をもっと見る

◆描写のタイプ別チェック◆

性的描写・裸の描写:中度
暴力・グロ描写:重度
ホラー・ハラハラドキドキ・緊迫感:中度
その他:未成年の喫煙、飲酒、下着姿の描写

 

この作品は何歳くらいの子におすすめ?

 

『レオン』【PG12】(1994年)は、リュック・ベッソン監督の大ヒットアクション映画。

 

極めて刺激の強い暴力・出血描写、やや露骨に感じる気まずいラブシーンが含まれる作品です。

 

小さいお子さんに配慮した暴力描写ではなく大人向けな作品という印象で、激しい出血シーンがかなり多く出てきますし、死体の描写もリアルです。

小学生以下のお子さんには刺激が強すぎる可能性があるため、ご家族でのリビング鑑賞は十分にご注意ください。

 

『レオン』【PG12】(1994年)は、私が子供の頃に大好きだった映画のひとつ。

レオンとマチルダが心を通わせていく様に純粋に感動し、マチルダに感情移入しながら観ていたような記憶があります。

 

しかーし!

マチルダと同じくらいの年齢の子を持つ親という立場になった今みると、ちょいちょい受け入れにくいシーンが…

レオンとマチルダの関係はなんとなく理解できますし、気持ち悪いとかではないんですが…

 

詳しくは、下の解説をご確認ください。

 

ペケ子

『レオン』には劇場で公開された“オリジナル版“と、22分間の劇場未公開シーンが追加された“完全版”があります。
今回、私が評価したのは“完全版”です。
“オリジナル版”と“完全版”の違いについては、下に詳しく解説しています。

 

こんな子におすすめ!
  • 実写映画に慣れている
  • アクション映画が大好き
  • グロ・出血描写にも抵抗がない
こんな子&ご家庭は気を付けて!
  • 実写映画に慣れていない
  • 性的な表現(下ネタ)に敏感
  • グロ描写、出血描写が苦手
  • 大人向けの世界観は見せたくない

 

あなたのご意見お聞かせください

各描写のタイプ毎に投票機能を設置しています。小学生以下の子供が鑑賞できるかどうかを基準に投票をお願いいたします。

具体的な描写の内容について言及される場合は、ページ最下部のコメント欄よりどうぞ!

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『レオン』【PG12】(1994年)ってどんな映画?サクっと解説

(C) 1994 GAUMONT/LES FILMS DU DAUPHIN

『レオン』【PG12】(1994年)作品情報&キャスト

 

タイトル 『レオン/Léon: The Professional』
公開 1994年
ジャンル アクション
上映時間 133分(完全版)
映倫区分 PG12(=
監督 リュック・ベッソン
キャスト ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ゲイリー・オールドマン
動画配信 Prime Video(レンタル可)、Disney+(見放題)、Hulu(見放題)

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あらすじ

 

 家族を惨殺された12歳の少女マチルダは、隣の部屋に住む殺し屋レオンに助けを求める。戸惑いながらもマチルダに救いの手を差し出すレオン。そこから二人の奇妙な共同生活が始まった。弟の仇を討ちたいというマチルダにしかたなく殺しのテクニックを教えるレオンと、読み書きもできないレオンに文字を教えるマチルダ。やがて二人の間には父娘とも恋人ともつかない愛情が芽生えていくが…。

Prime Video

 


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『レオン』【PG12】(1994年)は家族でリビング鑑賞できる?

ネタバレ注意!
ここから先は、作品内の具体的な描写に触れています。
できるだけストーリーの本筋には触れないようにリビングセーフティレベルをチェックしていますが、ついうっかりネタバレしてしまっている可能性がありますので、ご注意ください。

映倫による年齢区分:PG12(劇場再公開向け新版のレーティング)

 

PG12(Parental Guidance/親の指導・助言):12 歳未満の年少者の観覧には、親又は保護者の助言・指導が必要

 この区分の映画の主題又は題材とその取り扱い方は、小学生以下の年少者が観覧しても動揺やショックを受けることがないように慎重に抑制されている。簡潔な性・暴力・麻薬や犯罪などの描写が多少含まれるが、ストーリー展開上で必要な描写に限られ、全体的には穏やかな作品である。G 区分の作品には、より大人向けの作品もある。一方、幼児、小学生が観覧の主体となる作品では、より慎重な描写、表現がなされている。

【PG12】の指定理由は以下の通りです:

悪徳麻薬捜査官に一家を惨殺された少女が凄腕の殺し屋と出会い特訓を受け弟の復讐を果たす。犯罪ドラマ。麻薬の使用並びに未成年者の飲酒・喫煙がみられるが、親又は保護者の助言・指導があれば、12歳未満の年少者も観覧できます。

区分指定理由

 

『レオン』【PG12】(1994年)のリビング・セーフティレベルをチェック!

子供に不適切なシーンや保護者の助言が必要なシーンがないか、項目別に4段階でチェックし評価・解説しています。

ご自宅のリビングで鑑賞可能かどうか、判断する際の参考にしてください。

 

あなたのご意見お聞かせください

各描写のタイプ毎に投票機能を設置しています。小学生以下の子供が鑑賞できるかどうかを基準に投票をお願いいたします。

具体的な描写の内容について言及される場合は、ページ最下部のコメント欄よりどうぞ!

4段階評価の内容
なし:注意が必要な描写なし
軽度:軽度の描写あり(やや過激・刺激が強い)
中度:中程度の描写あり(過激・刺激が強い)
重度:重度の描写あり(極めて過激・刺激が強い)

性的描写・裸の描写:中度

やや露骨で気まずいラブシーンが含まれます。

 

夫婦による性的描写で、バスルームで男性が女性の首元にキスをしながら胸をわしづかみにするという、なかなか刺激的な描写。

その後、子供たちが夫婦の居るバスルームのドアを開けるとまさに2人は行為の最中で、「ドア閉めろ!!!」とブチキレられる、という一瞬のシーンです。

 

2人とも服は着ていますし、実際に性行為の最中の描写が映るわけではありません。

しかし、夫婦のラブシーンであることや、生活感溢れる中での行為であること、そのシーンを子供に見られてしまうというところが、より露骨でリアルに感じるシーンになっています。

 

あなたのご意見お聞かせください

性的描写・裸の描写




 

暴力・グロ描写:重度

極めて刺激の強い暴力描写、出血描写の含まれる作品です。

アクション映画に不慣れなお子さんや実写映画が苦手なお子さんは、ご注意ください。

 

殺人のシーン

 

主人公レオンは殺し屋。

そのため、暴力描写や殺人のシーンがたくさん出てきます。

 

『デッドプール』や『キングスマン』などに出てくるような、肉体損壊などのグロ描写は含まれませんが、とにかく出血描写が多い!

銃撃戦のシーンでは血が飛び散りまくるし、死体も血まみれです。

 

すでに何発も撃たれて血だらけになりながら逃げようとする人に、さらに何発も銃弾を浴びせるという、かなり残虐な行為のシーンもあり、強い恐怖や不安を感じます。

 

子供への暴力描写

(C) 1994 GAUMONT/LES FILMS DU DAUPHIN

子供が親から殴られて鼻血を出す、顔にアザができる、といった、DVシーンが含まれます。

親子間での暴力シーンなので、よりリアルに強い不安を感じてしまいます。

 

また、“子供が殺されて死んでしまった”ことが示唆される場面があり、直接的な描写ではないものの衝撃的なシーンで、この出来事が映画全編を通して心に重くのしかかってきます。

 

あなたのご意見お聞かせください

暴力・グロ描写

 

ホラー・ハラハラドキドキ緊迫感:中度

強い緊迫感や不安感のある演出が含まれる作品です。

実写映画やアクション映画に不慣れなお子さんや、怖がりなお子さんはご注意ください。

 

特に、家族が惨殺されるシーンは、心理的に追い込まれるような強い不安を感じますし、「敵に見つかってしまうんじゃないか」というハラハラドキドキ感もあります。

 

あなたのご意見お聞かせください

ホラー・ハラハラドキドキ・緊迫感

 

その他:未成年の喫煙、飲酒、下着姿の描写

 

12歳の少女マチルダの、リアルな喫煙描写や飲酒の描写があります。

弟を殺したヤツらに復讐するため、殺し屋レオンから“掃除(殺し)の方法”を教えてもらう、というシーンもあります。

 

「子供の目の前でバンバン人を殺したり、子供に人殺しの方法を教えるってどうなの!???」

「子供がタバコを吸っているところなんて、我が子に見せたくない!」

と思われる保護者の方もいるかもしれません。

 

ですが、喫煙シーンにしても殺しの練習シーンにしても、お父さんお母さんからの助言があれば、“映画の中のお話”として割り切って鑑賞できるんじゃないかと思います。

 

 

しかーし!マチルダの下着姿だけは、ちょっと親(大人)の立場として受け入れられません。

12歳の女の子に、あんな胸の形が透けて見えるようなタンクトップを着せちゃっていいの!???

 

映画の演出としてどうなのか!??という話ではなく、

映画撮影のためとはいえ、12歳やそこらの俳優(ナタリー・ポートマン)にあんな恰好させちゃダメでしょ!??

 

…と、個人的には感じたんですが、皆さんどう感じますか?

 

事実、ナタリー・ポートマン自身も、子供なのに性的対象として見られることへの不快感についてコメントを残しています(下記のWikipediaからの引用記事参照)。

 

ちなみに、私が子供の頃にこの作品をみたときは、マチルダのタンクトップ姿なんて一切気にならなかったんですけどね。

子を持つ親になってからみてみると、こうも感じ方が変わるんですかね(時代の変化もあるかも?)。

 

『レオン』の“オリジナル版”と“完全版”の違いは?

 

『レオン』“オリジナル版”と“完全版”の違いについて、Wikipediaに以下のような解説があります:

 監督自らが22分間の未公開シーンを加えたエクステンデッド版。『ディレクターズ・カット版』とも呼ばれている。追加されたシーンにはマチルダの強い主体性やレオンの過去、より実用的なマチルダの暗殺の練習などが描かれており、オリジナルとはレオンとマチルダのキャラクター、二人の関係の印象が少なからず異なっている。正確にはこちらが本来のオリジナル・バージョンであり、監督が本当に公開したかったものであったが、事前の試写会にかけた際、マチルダを実際の現場まで連れて行って暗殺の訓練をするシーンや、大人の男性と幼い少女が愛の言葉を交すシーンが観衆の一部から「刺激的すぎる」「不健全である」との声があったため、やむ無く問題シーンをカットし、劇場では表現を抑えた『不完全版』が公開されることとなった。

マチルダを演じたナタリー・ポートマンは、大人になった後にこの経験について「子どもなのに性的対象として見られたことで、私自身の性的な関心は奪われたと思う。性的な存在になることが怖かったから」と不快感を語っており、少女が性的対象として消費される問題を提起している

レオン(映画)-Wikipedia

 

“オリジナル版”だけみると、レオンのマチルダへの感情は“娘を想う父親の気持ち”に似ているのかな?という風に感じましたが、“完全版”では、たしかに“恋愛感情”として捉えているような印象も受けます。

 

“大人の男性と幼い少女の恋愛”という点から、「映画レオンは気持ち悪い」「不快」といった感想を持つ方も少なくないようです。

 

ペケ子

12歳くらいの頃の女の子って、大人の男性に憧れることがありませんか?

特にマチルダは、父親や家族の愛情に飢えているところがありましたし、家族愛に近い感覚でレオンのことを想っていたんじゃないかな?

まだ幼いが故に、その気持ちを恋愛感情と認識してしまったのかも?

一方、ずっと他人と関わらないように1人で生きてきたレオン。他人への愛情を感じた経験がなさすぎて、その気持ちをどう捉えればいいのかわからなかったんじゃないでしょうか。

決して、幼い少女への恋愛感情…というだけではなく、ただただマチルダを大切に想い守りたかっただけ。

 

リュック・ベッソン監督が実際に何を意図したかったのかはわかりませんが、私は、2人の関係をそんな風に受け取りました。

 


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『レオン』【PG12】(1994年)は、Prime Videoのレンタルで鑑賞できます。

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2024年2月の情報ですので、最新情報は公式サイトをご確認ください。

まとめ:『レオン』【PG12】(1994年)はリビング・セーフティレベル2★★☆☆☆

(C) 1994 GAUMONT/LES FILMS DU DAUPHIN

『レオン』【PG12】(1994年)のリビング・セーフティレベルは2★★☆☆☆です

★★☆☆☆:大人向けの作品。激しい暴力シーンやラブシーンあり。

◆レベル2★★☆☆☆作品の概要◆
小学生以下の子供が観ることを想定していないと思われる作品で、露骨な性的描写または出血・暴力描写が含まれます。
実写映画に慣れていないお子さんや、小学校低学年以下の小さなお子さんの鑑賞は、おすすめしません。高学年以上のお子さんでも、鑑賞前に詳細をチェックされることを強くおすすめします。
例:「イコライザー」シリーズ「ジョン・ウィック」シリーズなど(レベル2★★☆☆☆作品をもっと見る

◆描写のタイプ別チェック◆

性的描写・裸の描写:中度
暴力・グロ描写:重度
ホラー・ハラハラドキドキ・緊迫感:中度
その他:未成年の喫煙、飲酒、下着姿の描写

 

『レオン』【PG12】(1994年)は、極めて刺激の強い暴力や出血描写、やや露骨で気まずいラブシーンが含まれる作品です。

 

生々しい出血シーンが多く、ストーリーも過激で大人向けの作品。

小学生くらいの女の子の壮絶な家庭環境や、プロの殺し屋と一緒に共同生活を送りながら殺しを学んでいくという点などを踏まえても、小学生以下のお子さんには刺激の強すぎる作品といえるかもしれません。

 

しかし、上にも書いた通り、私が小学校高学年くらいの頃に大好きだった映画のひとつでもあるんです。

そう考えると、小学生でも鑑賞できる作品なのかも??

 

エンディングの音楽が流れるシーンのマチルダの表情がとても強く美しく、子供ながらにめちゃくちゃ印象に残る作品でした。

 

正直、この作品をどの立場で鑑賞するか?どんな捉え方をするか?によって、小学生以下の鑑賞をOKと判断するかNGと判断するか、わかれるんじゃないかと思います。

 

お子さんの成熟度やご家庭の方針を踏まえた上で、ご家族でリビング鑑賞できる作品かどうか慎重に判断されてくださいね。

 


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