『デッドプール』はなぜ【R15+】指定?ヒーロー映画が小学生NGな理由
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こんにちは、家族で映画Pedia編集部のペケ子です。

最近、小学5年生になったばかりの長男からの「デッドプール観たい!!!」攻撃がハンパないです...

X-menやアベンジャーズなど、MARVELヒーロー映画をたくさん観ているご家庭では、きっと皆さん通る道ではないでしょうか。

「デッドプール」シリーズのせいで『X-men』フランチャイズをコンプリートできないのは、たしかにかわいそうではあるんですが...

そもそも、「デッドプール」シリーズはなぜ【R15+】指定なんでしょう?

どういう描写が理由で【R15+】になったのか?子供のいる家庭でのリビング鑑賞はOKかどうか?気になっている保護者の方のために、詳しく解説したいと思います。

【R15+】の理由を解説する上で、作品に出てくる具体的な描写に触れています。

作品をまだ観ていない方のために、できるだけ大きなネタバレはしないように気を付けていますが、知りたくないような情報が含まれている可能性もありますのでご注意ください。

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『デッドプール』シリーズについてサクッと紹介

『デッドプール』【R15+】(2016年)リビングOKレベル1☆☆☆☆

『デッドプール』【R15+】(2016年)のリビング・セーフティレベルは、1☆☆☆☆です。
リビング・セーフティレベル ☆☆☆☆:過激で露骨な描写が含まれるため、子供と一緒のリビング鑑賞NG。

◆レベル1☆☆☆☆作品の概要◆
15歳以下のお子さんには、極めて刺激が強い暴力描写や性的描写が含まれている可能性が高いです。
性的描写は、リビングで鑑賞すると気まずくなる確率120%、暴力描写もトラウマになってしまう危険性大、家族でのリビング鑑賞はおすすめしません。
グロ描写が強烈すぎたり、緊迫感MAXの作品が含まれるため、大人1人でのリビング鑑賞にも注意が必要です。
例:『パラサイトー半地下の家族ー』『エスター』、『バッド・ボーイズ2』

描写のタイプ別チェック 性的描写・裸の描写:重度
暴力・グロ描写:重度
ホラー・ハラハラドキドキ・緊迫感:中度
その他:汚い言葉遣い、薬物の使用

あらすじ

 全世界まさかの記録的大ヒット!「呼んだ?クソ無責任ヒーローですけど、何か。」自己チュウで無責任な“R指定”ヒーロー降臨! かつて特殊部隊の有能な傭兵だったウェイドは、ある日、末期ガンと宣告される。謎の男にガンを治せると聞かされ、彼は連れていかれた施設で治療に臨むが、そこでは余命わずかな者たちが人体実験を施され、戦闘マシンとして売られるという恐ろしいプロジェクトが進んでいた。ウェイドも実験によって改造され、どんな攻撃を受けても回復できる肉体を手にするが、醜い姿になり施設から脱走。元の自分に戻り、愛する女性と再会するため、自作のコスチュームで「デッドプール」となった彼の戦いが始まる!

『デッドプール2』【R15+】リビングOKレベル1☆☆☆☆

『デッドプール2』【R15+】(2018年)のリビング・セーフティレベルは、1☆☆☆☆です。
リビング・セーフティレベル ☆☆☆☆:過激で露骨な描写が含まれるため、子供と一緒のリビング鑑賞NG。

◆レベル1☆☆☆☆作品の概要◆
15歳以下のお子さんには、極めて刺激が強い暴力描写や性的描写が含まれている可能性が高いです。
性的描写は、リビングで鑑賞すると気まずくなる確率120%、暴力描写もトラウマになってしまう危険性大、家族でのリビング鑑賞はおすすめしません。
グロ描写が強烈すぎたり、緊迫感MAXの作品が含まれるため、大人1人でのリビング鑑賞にも注意が必要です。
例:『パラサイトー半地下の家族ー』『エスター』、『バッド・ボーイズ2』

描写のタイプ別チェック 性的描写・裸の描写:中度
暴力・グロ描写:重度
ホラー・ハラハラドキドキ・緊迫感:中度
その他:汚い言葉遣い、薬物の使用

あらすじ

 前作を超えて大ヒット!クソ無責任ヒーロー ド派手にカムバック!製作費は前作の約2倍!『ジョン・ウィック』『アトミック・ブロンド』の監督によるスケールアップしたアクションが炸裂!銃や刀を使ったアクロバティックな肉弾戦、超能力バトルなど、さらに過激でド派手な見せ場が満載!友達できた❤  恋人ヴァネッサと幸せな日々を送っていたデッドプール。だが、未来からやってきた最強マシーン人間ケーブルがデッドプールを脅かし、強力なパワーを秘めた少年を狙う!ケーブルに立ち向かうため、デッドプールは特殊能力を持つメンバーを集めて、“Xフォース”を結成するが…!?

 

「デッドプール」シリーズと「X-men」シリーズのつながりは?

「デッドプール」シリーズは、「X-men」フランチャイズの作品です。

『デッドプール』【R15+】(2016年)は『X-men』フランチャイズの8作品目、『デッドプール2』【R15+】(2018年)は11作品目にあたります。

「X-men」シリーズの本筋ストーリーとは別の“スピンオフ”的な位置づけなので、「デッドプール」シリーズを観ていなくても、「X-men」シリーズのストーリーが理解できなくなるようなことはありません。

ただ、『デッドプール』の作品中には、「X-men」シリーズに出てくる設定や世界観がたくさん登場するため、「X-men」シリーズを観ていた方がより楽しめるんじゃないでしょうか。

「デッドプール」シリーズが小学生NGの【R15+】な理由

通常、たくさんの子供が観ることを想定して作られる“ヒーローもの”映画。

ヒーロー映画としては初めて【R15+】指定になったのが、この「デッドプール」シリーズです。

なぜ【R15+】なのかって、とにかくすべての描写や発言が過激すぎる!

言葉遣いは汚過ぎるし、下ネタだらけだし、腕がちぎれたり血が噴き出したり、やりたい放題なんですww

大人が観ると、その過激でめちゃくちゃでやり過ぎなところが本当におもしろい!他の映画のパロディネタも多く含まれるため、映画好きな方なら絶対楽しめる作品です。

が!!!

子供と一緒にリビング鑑賞するとなると...

気まずくなるシーンが盛りだくさんすぎて、全く笑えないどころか、リビングにとんでもない空気が流れる確率120%!!

是非、下の詳しい解説をご確認の上、リビング鑑賞の可否をご検討くださいね。

映倫による【R15+】の定義&評価の理由

「デッドプール」シリーズは、映倫によって【R15+】という評価が設定されています。

R15+(R=Restricted/観覧制限):15 歳以上(15 歳未満は観覧禁止)

 この区分の映画は、主題や題材の描写の刺激が強く、15 歳未満の年少者には、理解力や判断力の面で不向きな内容が含まれている。従って、15 歳以上の観客を対象とし、15 歳未満は観覧禁止とする。

『デッドプール』【R15+】(2016年)の評価理由

刺激の強い殺傷・流血及び性愛描写がみられ、標記区分に指定します。

『デッドプール2』【R15+】(2018年)の評価理由

刺激の強い肉体損壊、刀剣・銃器による殺傷・出血の描写がみられ、標記区分に指定します。

「デッドプール」シリーズが小学生NGな理由①:暴力・グロ描写が過激すぎる

過激すぎる暴力描写、グロ描写がたくさん登場します。

ですが、作品全体を通して、デッドプールの超絶テキトーキャラと明るい音楽のおかげで、暴力シーンやグロシーンもほとんどシリアスさはありません。

人が死ぬようなシーンや自分の命に関わるような場面でさえも、コミカルで笑いが盛り込まれている感じ。マジでサクサクっと人が殺されていきます。

そのサクサク感が小学生以下の子供にとって、良いのか悪いのか...

残酷な拷問シーンや、刀や銃を使っての暴力シーンなど、作品全体を通して重度の暴力描写だらけとなっています。

また、グロシーンもかなりひどいです。

首や腕を引きちぎったり、その際に肉片が飛んだり血が噴き出したり...

スプラッター映画ほどではないものの、体に穴が開いたり、内臓や脳みそ飛び出す系の描写もあり、小学生以下の子供には、とてもじゃないけど刺激が強すぎる!

『デッドプール』【R15+】(2016年)も『デッドプール2』【R15+】(2018年)も、スプラッター映画レベルのグロシーンがたくさん出てくるため、小学生以下の鑑賞は本当の本当に要注意です!

「デッドプール」シリーズが小学生NGな理由②下ネタが過激すぎる

超絶おしゃべりなヒーロー、デッドプール。まぁとにかく下ネタが多いwww

どのくらいのレベルの下ネタかって、文章にして表すのはかなーりむずかしい...下ネタが過ぎるため、逆に子供は意味不明で全く理解できないかもしれません。

ある意味、大きな問題にならないかも???

ただ、「これ、どういう意味?」と質問されたときに、きちんと答えれる自信が一切ありません。

『デッドプール』シリーズが小学生NGな理由③エロシーンが過激すぎる

『デッドプール』【R15+】(2016年)の作品前半、男女のベッドシーンだらけの時間があります。

リアルな声や動きも含まれますし、なんだったらデッドプールがお尻に何かを突っ込まれているような描写も...

ストリップバーの場面では、女性の裸の描写がたくさん出てきます。一部ぼかしがかかっているような描写もあり、小学生以下のお子さんにはかなーり刺激的。

男女の軽いベッドシーンとかではなく、激しく情熱的な描写になっているため、小学生以下の子供とは絶対に一緒にリビング鑑賞したくありません!

思春期に差し掛かった子供が、ベッドシーンに対して変なイメージ持ってしまうとマジで困ります!!

Yahoo!知恵袋で、「デッドプールはなぜ15禁なんですか?」という質問に対し、こんな回答がついていました:

人間の首をスパスパ落としてケタケタ笑い、恋人に肛門を犯されて喜ぶ男が主人公なんですけど…

この回答だけで、「小学生以下の子供とのリビング鑑賞は絶対NG」だということが、きっと伝わるでしょう笑。
ちなみに、『デッドプール2』【R15+】(2018年)には、ベッドシーンは出てきませんし女性の裸の描写もありません。
ただ、グロさのレベルは『デッドプール2』の方がひどいので、やはり1も2も、リビング鑑賞はやめておいた方がいいかと思います。

まとめ

「デッドプール」シリーズがなぜ【R15+】なのか、解説させていただきました。

暴力・グロ描写、エロ描写、ともに過激で刺激が強すぎるため、小学生以下のお子さんとのリビング鑑賞は一切おすすめできません。

15歳以上の子がいるご家庭でも、あのエロ描写を我が子と一緒に観るのはちょっと気まずいんじゃないかな???

『デッドプール』【R15+】(2016年):女性の裸や過激なエロ描写あり、グロ描写もやりすぎレベル

『デッドプール2』(2018年):過激なベッドシーンはなし、でもグロ描写がさらにひどい(スプラッター映画級)

といった感じです。

念のためお伝えしておくと、「デッドプール」シリーズはいちおうヒーロー映画です。

ギャングや裏社会の人たちが登場するような暗い雰囲気の映画ではないし、ホラー映画のような緊迫感を煽る演出もないので、怖い映画が苦手な方でも楽しめる作品です。

子供にはおすすめできないものの、めちゃくちゃおもしろいので、是非大人だけで鑑賞してみてくださいね!

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