『ミセス・ダウト』は子供も観れる?気まずいシーン・暴力グロ描写の有無を解説
(C) 20th century fox
『ミセス・ダウト』(1993年)のリビング・セーフティレベルは、4★★★★☆です。
リビング・セーフティレベル ★★★★☆:ファミリー向けの作品。軽度なラブシーン(ハグやキスなど)や暴力シーンあり。

◆レベル4★★★★☆作品の概要◆
やや刺激のある暴力描写や性的描写(キスやハグなど)が含まれている可能性があります。
ファミリー向けの作品がほとんどで、子供が観ることを想定してつくられているため、暴力や性的描写の程度は軽く、怖がりなお子さんでなければ安心して楽しめます。
例:『ナルニア国物語』、『アラジン』(実写版)、など

描写のタイプ別チェック 性的描写・裸の描写:軽度
暴力・グロ描写:なし
ホラー・ハラハラドキドキ・緊迫感:軽度
その他:言葉遣い

 

『ミセス・ダウト』(1993年)は、ファミリー向けのコメディ映画で、過激な暴力描写や性的描写は含まれません。

主演のロビン・ウィリアムズは、ディズニー映画『アラジン』(1992年)のジーニー役としてもお馴染みですよね。

馴染みのある彼の声のおかげで、実写映画に慣れていない小さい子でもすんなり映画の世界に入り込めるような作品です。

下ネタやセックスについての話題は多々あるものの、湾曲表現ばかりでダイレクトな言葉は使われていませんし、おそらく小学生以下の子供は理解できないものがほとんどじゃないでしょうか。

高学年の子は、「なんか大人の話をしてるな...」くらいは察してしまうかもしれませんが...

気まずい気分になるのは、話の内容が理解できる大人だけで、子供と一緒にリビング鑑賞する上で特に問題になるような性的描写は含まれません。

夫婦が離婚する設定のストーリーで、ご家庭によってはセンシティブな話題の可能性もありますので、ご注意ください。

ペケ子
“離婚”して一緒に暮らせなくなってしまったものの、家族としてすごく前向きに進んでいくお話なので、過度に心配する必要はありません!
ミセス・ダウトファイアが「パパとママが離婚して一緒に暮らせなくなってしまった。なんで一緒に暮らせないの?」という相談に回答する場面もあり、むしろ参考になる話が聞けるかもしれませんよ。
こんな子におすすめ!
  • 実写映画デビューしたい!
  • コメディ映画が大好き
こんな子&ご家庭は気を付けて!
  • 実写映画が苦手
  • 下ネタは一切NG
  • “離婚”の話題はNG
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『ミセス・ダウト』(1993年)ってどんな映画?サクっと解説

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『ミセス・ダウト』(1993年)作品情報(監督&キャスト)

タイトル:『ミセス・ダウト/Mrs. Doubtfire』
公開:1993
ジャンル:コメディ
映倫区分:不明(参考:Prime Video【G】、Disney+【PG】)

監督:クリス・コロンバス
キャスト:ロビン・ウィリアムズ、サリー・フィールド、ピアース・ブロスナン

あらすじ

『ホーム・アローン』のクリス・コロンバス監督×ロビン・ウィリアムズ主演で贈る、爆笑と涙のファミリー・コメディ!
失業中のダニエルは、妻に離婚を宣言され、子供たちに会えるのは週にたった1度だけ。それに耐えられない彼は、妻が家政婦を募集しているのを知り、メイクアップの仕事をしている兄に頼んで女性に変身!家政婦、ミセス・ダウトファイアーとして誰にも気づかれずに家に入り込んだ!

『ミセス・ダウト』(1993年)は家族でリビング鑑賞できる?

ネタバレ注意!
ここから先は、作品内の具体的な描写に触れています。
できるだけストーリーの本筋には触れないようにリビングセーフティレベルをチェックしていますが、ついうっかりネタバレしてしまっている可能性がありますので、ご注意ください。

映倫の年齢制限区分:不明

映倫公式サイトには、2009年以前の映画情報が掲載されていないため、本作品にどんな区分が設定されていたのか確認することはできませんでした。

ご参考までに、Prime Videoでは【G】、Disney+では【PG】というレーティングが設定されています。

Prime Video

Disney+

PG=保護者による指導・助言(PG)

12歳未満のお子さまには不適切な内容が含まれている場合がありますので、保護者の方がお子さまと一緒に作品を視聴されることをおすすめします。

『ミセス・ダウト』(1993年)のリビング・セーフティレベルをチェック!

子供に不適切なシーンや保護者の助言が必要なシーンがないか、項目別に4段階でチェックし評価・解説しています。

ご自宅のリビングで鑑賞可能かどうか、判断する際の参考にしてください。

4段階評価の内容
なし:注意が必要な描写なし
軽度:軽度の描写あり(やや過激・やや刺激が強い)
中度:中程度の描写あり(過激・刺激が強い)
重度:重度の描写あり(極めて過激・きわめて刺激が強い)

性的描写・裸の描写:軽度

気まずくなるような性的描写は出てきません。

下ネタや、夫婦の夜の営みについての話題がたびたび出てきますが、直接的な表現ではないため、小学生以下の子供にはよく理解できないような内容です。

「欲求不満を感じたことはある?」

「あっちが強かったということね」

「そっちは悪くなかったんだけど...」

といった感じww

もしかすると、高学年以上のお子さんであれば「子供に聞かせたくない話をしてるな!」と察するかもしれませんが、はっきりとは理解できないかと思います。

暴力・グロ描写:なし

過激な暴力描写はありません。

ホラー・ハラハラドキドキ緊迫感:軽度

ミセス・ダウトファイアの正体がばれてしまうんじゃないか、というハラハラドキドキはありますが、強い不安を感じるような緊迫感はありません。

ミセス・ダウトファイアに変装するための“マスク”を作るスタジオには、たくさんのマスクが飾ってあり、その描写が少し怖いかも?

言葉遣い

英語音声では汚い言葉遣いも含まれますが、日本語では特に問題になるような言葉遣いはありません。

At least 15 uses of damn, 3 uses of goddamn
2 uses of shit and goddamn 1 use of asshole and bastard
Several uses of hell.
At least 2 uses of shit
2 uses of piss. When Daniel quits his job, he tells his boss to "piss off" and during a dinner he comments that after all his drinks he had to "piss like a racehorse".

まとめ:『ミセス・ダウト』(1993年)はリビング・セーフティレベル4★★★★

(C) 20th Century Fox

『ミセス・ダウト』(1993年)リビング・セーフティレベルは、★★★★です。

★★★★ファミリー向けの作品。軽度なラブシーン(ハグやキスなど)や暴力シーンあり。
◆レベル4★★★★☆作品の概要◆
やや刺激のある暴力描写や性的描写(キスやハグなど)が含まれている可能性があります。
ファミリー向けの作品がほとんどで、子供が観ることを想定してつくられているため、暴力や性的描写の程度は軽く、怖がりなお子さんでなければ安心して楽しめます。
例:『ナルニア国物語』、『アラジン』(実写版)、など

『ミセス・ダウト』(1993年)は、家族みんなでリビング鑑賞できるファミリー向けの映画です。

セックスについて話題にする場面も何度かありますが、いずれも子供には理解できないような会話の内容なので、気まずくなるようなことはありません(大人は、1人で勝手に気まずい気分になるかもしれませんが...)。

過激な暴力描写も含まれず、緊迫感も強くないため、保育園や幼稚園の小さいお子さんとも安心して鑑賞できます。

30年も前のコメディ映画なのに、今の子供たちが観ても大爆笑の作品で、鑑賞後はなんだかとってもあったかい気持ちになれるんです。

“子供の頃にこの作品を観たことがある”という方も、親の立場でお子さんと一緒に観てみると、きっとまた違った印象で楽しめると思いますよ。

 

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