もう11月、先週からすっかり寒くなりましたね。今年も終わりが近づいて来ています。
私たち大人は大晦日やお正月の準備に大忙しですが、その前に!!!
子供たちがとっても楽しみにしているイベント、“クリスマス”がやってきます。
今日は、家族みんなでクリスマス気分が味わえるような“クリスマスにおすすめな映画”を紹介したいと思います。
小学校低学年・高学年のお子さんと一緒にリビング鑑賞できるように、気まずいシーンの有無や、過激な暴力描写が含まれていないか、などの気になるポイントも解説しています。
クリスマスは、あったかいリビングでシャンパン(子供はジュースね!)でも飲みながら、家族みんなでクリスマスを楽しみましょう。
小学生(低学年)におすすめのクリスマス映画
まずは、幼稚園や保育園の年長さんくらいから、小学校低学年のお子さんにおすすめのクリスマス映画をご紹介!
小学校低学年くらいだと、まだまだ長編の実写映画が苦手な子も多いんじゃないでしょうか。
普段、実写映画をあまり観ないようなお子さんでも、映画の世界に入り込んで楽しめるような作品を挙げてみました。
クリスマスをきっかけに、映画を好きになってくれると嬉しいですね。
『エルフ 〜サンタの国からやってきた〜』(2003年)
(C) 2003 Warner Brothers. All Rights Reserved.
作品名 | 『エルフ 〜サンタの国からやってきた〜/Elf』 |
---|---|
公開 | 2003年 |
映倫区分 | 不明 |
上映時間 | 95分 |
リビング・セーフティレベル | 4★★★★☆:ファミリー向けの作品。軽度なラブシーン(ハグやキスなど)や暴力シーンあり。
◆レベル4★★★★☆作品の概要◆ |
描写のタイプ別チェック | 性的描写・裸の描写:なしー軽度 暴力・グロ描写:なしー軽度 ホラー・ハラハラドキドキ・緊迫感:なし |
とにかく、とーーーってもあったかい気持ちになれる映画。
パパママ世代は、子供の頃に観たことがあるっていう方もいるんじゃないでしょうか?
ファミリー向けで子供が夢中になって観てくれるような作品なんですが、大人が観ても鑑賞後になんだか優しい気持ちになれる、一年間の疲れを癒したい年末にはピッタリの作品です。
Marvel映画の『アイアンマン』(2008年)の監督でもあり、ハッピー・ホーガン役としても知られる“ジョン・ファヴロ―”が監督の作品で、作品中にも登場します。
軽いキスシーンはあるものの、気まずいラブシーンや過激な暴力シーンはありません。
この映画には、サンタクロースやクリスマスを信じる心を忘れてしまった人たちが登場します。
その点をフォローする意味でも、下で“高学年向け”として紹介している『ポーラー・エクスプレス』(2004年)も一緒に観ると、より楽しめると思いますよ!
『ホーム・アローン2』(1992年)
作品名 | 『ホーム・アローン2/Home Alone 2』 |
---|---|
公開 | 1992年 |
映倫区分 | 不明 |
上映時間 | 120分 |
リビング・セーフティレベル | 4★★★★☆:ファミリー向けの作品。軽度なラブシーン(ハグやキスなど)や暴力シーンあり。
◆レベル4★★★★☆作品の概要◆ |
描写のタイプ別チェック | 性的描写・裸の描写:なし 暴力・グロ描写:軽度ー中度 ホラー・ハラハラドキドキ・緊迫感:軽度 |
クリスマス映画の定番、「ホーム・アローン」シリーズ。
「ホーム・アローン」シリーズは、1990年公開の『ホーム・アローン』に始まり、2021年公開の『ホーム・スィート・ホーム・アローン』まで、全部で6作品が公開されています。
今回は、その2作目にあたる『ホーム・アローン2』(1993年)を挙げさせていただきました。
上で紹介した、『エルフ〜サンタの国からやってきた〜』(2003年)と同様、クリスマスのニューヨークが舞台の作品です。
「ホーム・アローン」シリーズの中でも、“鳩おばさん”との友情が心打たれる作品で、子供と一緒にクリスマスにリビング鑑賞するのにピッタリ!
たった1人のニューヨークで、さまざまな人との出会いを通して成長していくケビンのたくましい姿に、我が子を重ねて見てしまう方もきっといるはず。
主人公ケビンが強盗を退治する作品で、強盗に対する暴力的な描写が含まれますが、いずれもコミカルに描かれており、残酷な描写ではありません。
『グリンチ』(2000年)
作品名 | 『グリンチ/How the Grinch Stole Christmas!』 |
---|---|
公開 | 2000年 |
映倫区分 | 不明 |
上映時間 | 104分 |
リビング・セーフティレベル | 4★★★★☆:ファミリー向けの作品。軽度なラブシーン(ハグやキスなど)や暴力シーンあり。
◆レベル4★★★★☆作品の概要◆ |
描写のタイプ別チェック | 性的描写・裸の描写:なし 暴力・グロ描写:軽度 ホラー・ハラハラドキドキ・緊迫感:軽度 |
絵本作家のドクター・スースが原作の『グリンチ』(2000年)も、忘れてはいけないクリスマス映画のひとつ。
ジム・キャリー主演ということで、彼のコミカルな演技が光る作品です。2018年に公開された、アニメ版『グリンチ』も人気の作品ですね!
主人公は、ひねくれもので嫌われ者のグリンチという緑の怪物。
他人の幸せを嫌う彼ですが、彼の心の奥底にある孤独さや優しさ垣間見えて、なんとも憎めない&ほっとけないかわいいキャラクターなんです。
ドクター・スースのカラフルな世界観も魅力的で、きっと家族で過ごすクリスマスの雰囲気を盛り上げてくれるはず!
軽い下ネタっぽいシーンも出てきますが、家族で観ていて気まずくなるような描写ではありません。
小学生(高学年)におすすめのクリスマス映画
次は、小学校高学年の子供たちにおすすめのクリスマス映画を紹介します。
もちろん、年長さんや低学年の子たちが観れないわけではないんですが、ちょっぴり怖かったりストーリーがむずかしかったり、集中力が続かないかも?
普段から映画をたくさん観ているようなご家庭は、小さいお子さんも是非一緒にリビング鑑賞してみてくださいね!
『ハリー・ポッターと賢者の石』【G】(2001年)
作品名 | 『ハリー・ポッターと賢者の石/Harry Potter and the Philosopher's Stone』 |
---|---|
公開 | 2001年 |
映倫区分 | G(=年齢にかかわらず誰でも観覧できる)(劇場再公開向け新版のレーティング) |
上映時間 | 152分 |
リビング・セーフティレベル | 4★★★★☆:ファミリー向けの作品。軽度なラブシーン(ハグやキスなど)や暴力シーンあり。
◆レベル4★★★★☆作品の概要◆ |
描写のタイプ別チェック | 性的描写・裸の描写:なし 暴力・グロ描写:軽度 ホラー・ハラハラドキドキ・緊迫感:軽度 |
大人気「ハリー・ポッター」シリーズの1作目にあたるのがこの『ハリー・ポッターと賢者の石』【G】(2001年)です。
「ハリー・ポッター」シリーズの作品は、クリスマスにフォーカスした作品ではありませんが、クリスマスの場面がたびたび登場するため、どの作品もおすすめ!
特に、この『ハリー・ポッターと賢者の石』【G】(2001年)は、暴力描写が過激すぎず、ストーリーも明るい雰囲気で展開していくため、小学生以下の怖がりなお子さんも観やすい作品になっています。
「ハリー・ポッター」シリーズならではの色使いや、魔法ワールドの不思議な世界観がクリスマス・ムードを盛り上げてくれますよ!
この作品をきっかけに、冬休みにシリーズ全作品を鑑賞するのもおすすめです。
『ポーラー・エクスプレス』(2004年)
作品名 | 『ポーラー・エクスプレス/The Polar Express』 |
---|---|
公開 | 2004年 |
映倫区分 | 不明 |
上映時間 | 99分 |
リビング・セーフティレベル | 4★★★★☆:ファミリー向けの作品。軽度なラブシーン(ハグやキスなど)や暴力シーンあり。
◆レベル4★★★★☆作品の概要◆ |
描写のタイプ別チェック | 性的描写・裸の描写:なし 暴力・グロ描写:なし ホラー・ハラハラドキドキ・緊迫感:軽度 |
サンタクロースを信じられなくなってきた、小学校高学年くらいのお子さんに是非観て欲しいのがこの作品。
フルCGアニメーション作品なんですが、キャラクターたちがあんまりかわいくないため(あくまで個人の感想です)、なかなか我が家の子供たちは観てくれなかった作品です。
ですが、ストーリーが始まると、長編映画が得意ではない小2の次男も夢中になって観ていました。
やっぱり子供たちにとって、サンタクロースやクリスマスというのは憧れる夢の世界なんでしょうね。
上で紹介している『エルフ〜サンタの国からやってきた〜』と共通する部分が多くあるため、2作品とも観るとより世界観を楽しめますよ!
親の知らないところで成長していく子供たちの姿がとっても印象的な本作品。見ているといつか大人になっていく我が子の姿を想像して、最後はついウルっときてしまいます。
『グレムリン』(1984年)
作品名 | 『グレムリン/Gremlins』 |
---|---|
公開 | 1984年 |
映倫区分 | 不明 |
上映時間 | 106分 |
リビング・セーフティレベル | 3★★★☆☆:ラブシーンや暴力シーンはあるが、激しい表現ではなくストーリーに沿った適度なもの。 ◆レベル3★★★☆☆作品の概要◆ |
描写のタイプ別チェック | 性的描写・裸の描写:なし 暴力・グロ描写:中度 ホラー・ハラハラドキドキ・緊迫感:中度 |
今回ご紹介するクリスマス映画の中で、1番古い作品がこの『グレムリン』(1984年)です。
クリスマスがメインテーマの映画ではありませんが、クリスマス気分を味わえるクリスマス映画としてもお馴染みの作品です。
ホラー映画の要素を含んでいるため、映画に慣れていないお子さんは怖がってしまうかもしれません。
事実、私が子供の頃にはじめてこの映画を鑑賞したときは、めちゃくちゃ怖かった記憶があります。
なかなかグロいシーンも登場します。
しかし、典型的なホラー映画のような緊迫感や恐怖感はありませんし、怖がらせることを目的にしているというよりは、コメディ要素の方が強いので、家族みんなで一緒に鑑賞するのであれば楽しんで観れるんじゃないでしょうか。
“ギズモ”がとってもかわいいですし、クリスマスの雰囲気も盛り上げてくれる作品です。
クリスマス映画で家族で過ごすクリスマスを盛り上げよう!
いかがでしたでしょうか?何か気になる作品はありましたか??
日本のクリスマスは、“家族で過ごすもの”というよりも“恋人同士や友達と過ごすもの”というイメージの方が強いですよね。
子供たちと家族みんなで過ごせるクリスマスは、あと何回あるのかな???
子供たちと一緒に過ごせる大切な大切なクリスマス。
あったかいリビングでおいしいクリスマス・ディナーを食べて、みんなでのんびりクリスマス映画を楽しんでくださいね!