『サバイバルファミリー』【G】(2017年)のリビング・セーフティレベルは、4★★★★☆です。 | |
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リビング・セーフティレベル | 4★★★★☆:ファミリー向けの作品。軽度なラブシーン(ハグやキスなど)や暴力シーンあり。
◆レベル4★★★★☆作品の概要◆ |
描写のタイプ別チェック | 性的描写・裸の描写:なし 暴力・グロ描写:軽度 ホラー・ハラハラドキドキ・緊迫感:軽度ー中度 |
『サバイバルファミリー』【G】(2017年)は、原因不明の「電気」の消滅により、スマホや時計などを含む電子機器が一切使えなくなった世界でどう生き抜いていくか!?というサバイバル・コメディ映画。
過激な暴力・グロ描写はないものの、お金や車が価値を持たなくなった世界で、水や食料をめぐる人間同士の争いや、動物を解体するシーン(出血描写アリ)があるため、怖がりで繊細なお子さんは注意が必要です。
気まずいラブシーンや性的描写はありません。
サバイバル映画なので、
「災害時、電気や水がすべて止まるとどうなるのか?」
といった、災害時のことについて家族で考えるきっかけにもなるかもしれません。
『アイ・アム・冒険少年』(TBS)の“脱出島”など、無人島脱出系のテレビ番組が好きなお子さんや、「インディ・ジョーンズ」シリーズなどのアドベンチャー映画が好きなお子さんなら、きっと気に入ってくれるような作品です。
- サバイバルが好き
- 冒険が好き
- 実写映画に慣れていない
- 動物が死ぬシーンは見たくない
『サバイバルファミリー』【G】(2017年)ってどんな映画?サクっと解説
(C)2017 フジテレビジョン 東宝 電通 アルタミラピクチャーズ
『サバイバルファミリー』【G】(2017年)作品情報(監督&キャスト)
タイトル:『サバイバルファミリー』
公開:2017年
ジャンル:サバイバル・コメディ
映倫区分:G(=年齢にかからわず誰でも観覧できる)
監督:矢口史靖
キャスト:小日向文世、深津絵里、泉澤祐希、葵わかな
あらすじ
東京に暮らす平凡な一家、鈴木家。お母さんが話しかけても、お父さんはテレビに夢中、息子はヘッドホンから流れる音楽に夢中、娘はスマホでLINEに夢中。一緒にいるのになんだかみんなバラバラな、よくある家族。
そんな鈴木家に起こった緊急事態!ある朝起きたら、電化製品が全部とまってる!!我が家だけのことかと思ったら、お隣もそのお隣も、そのずーっとお隣も。電化製品ばかりじゃない。電車に自動車、そればかりかガスや水道まで。連絡しようにも電話が通じない、会社に行くにも電車が動かない。1日だけ我慢すればと思ったのに、翌日になっても、その翌日になっても状況は変わらない。ただの停電かと思っていたけれど、どうもそうじゃない・・・。
突然訪れた超絶不自由な生活にほとほと困ってしまう人々。そんな中、亭主関白な父、義之(小日向文世)が下した一世一代の大決断!
“東京を脱出する!”
全ての電気が消えた世界の中で、家族に未来はあるのか!?超ダメ親父は、家族を守り切れるのか!?今、鈴木家のサバイバルライフの幕があがる!!
『サバイバルファミリー』【G】(2017年)は家族でリビング鑑賞できる?
ここから先は、作品内の具体的な描写に触れています。
できるだけストーリーの本筋には触れないようにリビングセーフティレベルをチェックしていますが、ついうっかりネタバレしてしまっている可能性がありますので、ご注意ください。
映倫の年齢制限区分:G
映倫による年齢制限区分では、子供を含めたすべての年齢の人が観覧OKということになっています。
G(General Audience/すべての観客):年齢にかかわらず誰でもで観覧できる
この区分の映画の主題又は題材とその取り扱い方は、小学生以下の年少者が観覧しても動揺やショックを受けることがないように慎重に抑制されている。簡潔な性・暴力・麻薬や犯罪などの描写が多少含まれるが、ストーリー展開上で必要な描写に限られ、全体的には穏やかな作品である。G 区分の作品には、より大人向けの作品もある。一方、幼児、小学生が観覧の主体となる作品では、より慎重な描写、表現がなされている。
『サバイバルファミリー』【G】(2017年)のリビング・セーフティレベルをチェック!
子供に不適切なシーンや保護者の助言が必要なシーンがないか、項目別に4段階でチェックし評価・解説しています。
ご自宅のリビングで鑑賞可能かどうか、判断する際の参考にしてください。
軽度:軽度の描写あり(やや過激・やや刺激が強い)
中度:中程度の描写あり(過激・刺激が強い)
重度:重度の描写あり(極めて過激・きわめて刺激が強い)
性的描写・裸の描写:なし
気まずいシーンや、過激なラブシーン・性的描写はありません。
暴力・グロ描写:軽度
人間同士の暴力描写はありません。
ただ、水や食料などを巡って、言い争いをしたり取り合いになるなどの場面は出てくるため、苦手なお子さんはご注意ください。
また、生きていくために、動物を殺して解体するシーンや、水族館の魚などを食べるシーンがあります。
動物を解体するシーンでは、血が流れていく描写があり、「かわいそう...」と感じるお子さんも少なくないんじゃないでしょうか。
保護者として、“命をいただく”ということを少しでも説明できると良いかもしれませんね。
この映画をきっかけに、是非親子で読んでみてください。
ホラー・ハラハラドキドキ緊迫感:軽度ー中度
ホラー映画のような緊迫感はありません。
ですが、人間同士の言い争いの場面や、動物の殺傷シーンなど、不安を感じてしまうお子さんもいるかもしれませんので、注意が必要です。
まとめ:『サバイバルファミリー』(2017年)はリビング・セーフティレベル3★★★☆☆
(C) 2017 フジテレビジョン 東宝 電通 アルタミラピクチャーズ
4★★★★☆:ファミリー向けの作品。軽度なラブシーン(ハグやキスなど)や暴力シーンあり。
◆レベル4★★★★☆作品の概要◆
やや刺激のある暴力描写や性的描写(キスやハグなど)が含まれている可能性があります。
ファミリー向けの作品がほとんどで、子供が観ることを想定してつくられているため、暴力や性的描写の程度は軽く、怖がりなお子さんでなければ安心して楽しめます。
例:『ナルニア国物語』、『アラジン』(実写版)、など
『サバイバルファミリー』は、過激な暴力・グロ描写や気まずいシーンが含まれない、家族みんなでリビング鑑賞できる作品です。
物資を巡っての人間同士の言い争いや、生きていくため(食料にするため)の動物の解体シーンなどが含まれるものの、全体的にファミリー向けの内容になっています。
極度に繊細で怖がりなお子さんでなければ、楽しんで鑑賞できる映画です。
地震や台風など、災害の多い国に住む私たちにとっては、この映画から学ぶことがとても多い気がします。
これを機に、家族で災害時のことについて話し合ってみるのもいいかもしれません。
冒頭にも書きましたが、『アイ・アム・冒険少年』などの“無人島・脱出”系のテレビ番組が好きなお子さんなら、間違いなくハマるはず!
是非、家族みんなでリビング鑑賞してみてくださいね。