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『SUPER8/スーパーエイト』【G】(2011年)のリビング・セーフティレベルは、3★★★☆☆です。 | |
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リビング・セーフティレベル | 3★★★☆☆:ラブシーンや暴力シーンはあるが、激しい表現ではなくストーリーに沿った適度なもの。 ◆レベル3★★★☆☆作品の概要◆ |
描写のタイプ別チェック | 性的描写・裸の描写:なしー軽度 暴力・グロ描写:中度 ホラー・ハラハラドキドキ・緊迫感:中度 その他:母親の死 |
『SUPER8/スーパー8』【G】(2011年)は、10代の少年&少女たちが主人公のSF映画。
SF要素やスリラー要素も盛りだくさんな作品ですが、子供たちが中心となってストーリーが展開していく中で、彼らの友情や成長していく姿が魅力的でもある映画です。
気まずいラブシーンはありませんが、子供たちならではの絶妙な恋愛感情にドキドキ(そしてニヤニヤw)してしまいます。
ホラー映画ほどではないものの、ハラハラドキドキするような刺激の強い出血描写や暴力描写、緊迫感のあるシーンが含まれるため、怖がりなお子さんはご注意ください。
しかし、子供が鑑賞することを想定してつくられている作品で、過剰にグロすぎたり残酷すぎるようなシーンはありませんし、
普段からよく映画を観ているお子さんであれば、問題なく鑑賞できる内容です。
気になる方は詳しい解説をご確認ください。
また、本作品は、「母親の死」をテーマのひとつとして取り扱っており、母親の葬儀のシーンから作品が始まります。
ご家庭やお子さんの状況によっては、強い刺激を感じる可能性がありますので、ご注意ください。
- 実写映画に慣れている
- アドベンチャー映画が大好き
- SF映画が大好き
- グロ・出血描写にも抵抗がない
- 実写映画に慣れていない
- グロ描写、出血描写が苦手
『SUPER8/スーパー8』【G】(2011年)ってどんな映画?サクっと解説
『SUPER8/スーパー8』【G】(2011年)作品情報(監督&キャスト)
タイトル:『SUPER8/スーパー8/Super 8』
公開:2011年
ジャンル:SF、アドベンチャー、アクション
映倫区分:G(=年齢にかかわらず誰でも観覧できる)
監督:J・J・エイブラムス
制作:スティーヴン・スピルバーグ
キャスト:ジョエル・コートニー、エル・ファニング、カイル・チャンドラー
あらすじ
オハイオの小さな町で、保安官の父と暮らす少年ジョーはある夜、仲間たち5人と8ミリ映画の撮影にでかけていた。その撮影中に偶然、米軍の貨物列車の大事故に遭遇してしまう。そして、アメリカが絶対に秘密にしなければいけない、“何か”をカメラは撮影してしまう。少年たちが事故現場に落とした8ミリフィルムの空き箱を米軍は発見し、極秘情報が何者かに目撃されたと町中の捜索が始まる。ほどなくして、彼らの街では犬たちが一斉に消え、9人が行方不明になるなど、不可解な出来事が次々に発生する。 一体なにが起こっているのか? 事故現場から持ち帰った白い謎のキューブが不思議な動きをはじめ、全てを目撃した少年たちは、真実を探しに行くことを決断した。
『SUPER8/スーパー8』【G】(2011年)は家族でリビング鑑賞できる?
ここから先は、作品内の具体的な描写に触れています。
できるだけストーリーの本筋には触れないようにリビングセーフティレベルをチェックしていますが、ついうっかりネタバレしてしまっている可能性がありますので、ご注意ください。
映倫の年齢制限区分:G
映倫による年齢制限区分では、子供を含めたすべての年齢の人が観覧OKということになっています。
G(General Audience/すべての観客):年齢にかかわらず誰でもで観覧できる
この区分の映画の主題又は題材とその取り扱い方は、小学生以下の年少者が観覧しても動揺やショックを受けることがないように慎重に抑制されている。簡潔な性・暴力・麻薬や犯罪などの描写が多少含まれるが、ストーリー展開上で必要な描写に限られ、全体的には穏やかな作品である。G 区分の作品には、より大人向けの作品もある。一方、幼児、小学生が観覧の主体となる作品では、より慎重な描写、表現がなされている。
『SUPER8/スーパー8』【G】(2011年)のリビング・セーフティレベルをチェック!
子供に不適切なシーンや保護者の助言が必要なシーンがないか、項目別に4段階でチェックし評価・解説しています。
ご自宅のリビングで鑑賞可能かどうか、判断する際の参考にしてください。
軽度:軽度の描写あり(やや過激・やや刺激が強い)
中度:中程度の描写あり(過激・刺激が強い)
重度:重度の描写あり(極めて過激・きわめて刺激が強い)
性的描写・裸の描写:なしー軽度
気まずい性的描写やラブシーンは含まれません。
ただ、中学生くらいの子供たちの絶妙な恋愛感情が表現されており、大人にとってはなんともないようなシーンでも、子供が見ると少し気恥ずかしいような場面がいくつかあります。
その点を含め、“なしー軽度”という評価にさせていただきました。
暴力・グロ描写:中度
刺激の強い出血・グロ描写や、暴力描写が含まれます。怖がりなお子さんはご注意ください。
ゾンビ映画のシーン
主人公たちは、ゾンビ映画を撮影しており、その撮影中に思いもよらぬ出来事に巻き込まれてしまいます。
そのゾンビ映画のワンシーンが出てくるんですが、ゾンビがなかなか怖いしグロい!
青白い肌で白目をむいており、口から大量の血を流しながら死ぬシーンがあります。ゾンビを釘に突き刺して殺すシーンも!
しかし、あくまでも彼らが撮影している映画のワンシーンなので、そこまでリアルではないですし、なんとか耐えれるレベルかな??
怖がりなお子さんは気を付けてくださいね!
出血・グロ描写
車の衝突事故などで顔面から出血している人の描写が何度かありますが、【PG12】(=12 歳未満の年少者の観覧には、親又は保護者の助言・指導が必要 )指定のアクション映画に出てくるような、執拗で過激な出血描写はありません。
また、登場人物の1人が嘔吐しているシーンがあり、吐物もしっかり映っているためご注意を!
その他の暴力描写
予告動画にも出てくるような爆発描写や、人間の死体(?)の描写、人が高いところから叩きつけられる、潰されるなど、過激な暴力描写が含まれています。
しかし、ストーリーに沿った適度な暴力描写で、残酷なシーンはフレームアウトするなどの工夫がされています。
その他にも恐怖を感じるような場面が何度かあるものの、ネタバレになる可能性があるため詳細には言及しません。
ホラー・ハラハラドキドキ緊迫感:中度
ホラー映画とまではいきませんが、不安を煽るような演出がされていてハラハラドキドキ感のある作品です。
子供たちが主人公ということもあり、緊迫感と好奇心の要素がうまく融合しているので、怖いながらもついつい見入ってしまうんじゃないでしょうか。
大きな音とともに衝撃的なことが起きるなど、「ぎゃーーー」と叫んでしまうような場面も含まれるため、小さいお子さんや怖がりなお子さんはご注意ください。
まとめ:『SUPER8/スーパー8』【G】(2011年)はリビング・セーフティレベル3★★★☆☆
3★★★☆☆:ラブシーンや暴力シーンはあるが、激しい表現ではなくストーリーに沿った適度なもの。
◆レベル3★★★☆☆作品の概要◆
刺激の強い暴力描写または性的描写が含まれている可能性があり、映画に慣れていない子が見ると、刺激が強すぎることがあるかもしれません。映画鑑賞経験が豊富なお子さんであれば、大きな問題なく楽しめる作品です。
ご家庭の方針やお子さんの成熟度によって、リビング鑑賞可否の判断が分かれるのがこのレベルです。
例:『アベンジャーズ』シリーズ、『ハリー・ポッター』シリーズ、など
『SUPER8/スーパー8』【G】(2011年)は、中学生くらいの子供たちが中心となって物語が展開していくSFアドベンチャー映画です。
小学生以下のお子さんでも理解できるよな内容のSFで、ハラハラドキドキのスリラー要素も含まれるため、ちょっぴり刺激的な映画を求めているお子さんにはピッタリ!
自分たちと同年代くらいの少年&少女の友情や恋愛など、親近感を持って一緒に興奮しながら楽しめるんじゃないでしょうか。
気まずい性的描写は含まれませんし、暴力描写も子供が観れるレベルに抑えてある印象です。
ただ、なかなか緊迫感は強めで、突然ビクっとなってしまうような演出も含まれるため、怖がりなお子さんや小学校低学年以下のお子さんはご注意ください。
中学生頃になると、パパママ(特にパパ)とはなんとなーく距離ができてしまうこともあるかと思います。
本作品ではさまざまな事情から少し距離ができてしまった我が子を助けるために、大活躍するお父さんの姿も描かれていて、かっこいい父親の姿も見られますよ!
子供たちの青春だけではなく、家族の絆も感じられる作品。是非、家族みんなでリビング鑑賞してみてくださいね!