『ミッドサマー』は小学生以下絶対NG!気まずい性的描写・トラウマグロ描写だらけ!
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『ミッドサマー』【R15+】(2019年)のリビング・セーフティレベルは、1☆☆☆☆です。
リビング・セーフティレベル ☆☆☆☆:過激で露骨な描写が含まれるため、子供と一緒のリビング鑑賞NG。

◆レベル1☆☆☆☆作品の概要◆
15歳以下のお子さんには、極めて刺激が強い暴力描写や性的描写が含まれている可能性が高いです。
性的描写は、リビングで鑑賞すると気まずくなる確率120%、暴力描写もトラウマになってしまう危険性大、家族でのリビング鑑賞はおすすめしません。
グロ描写が強烈すぎたり、緊迫感MAXの作品が含まれるため、大人1人でのリビング鑑賞にも注意が必要です。
例:『パラサイトー半地下の家族ー』『エスター』、『バッド・ボーイズ2』

描写のタイプ別チェック 性的描写・裸の描写:重度
暴力・グロ描写:重度
ホラー・ハラハラドキドキ・緊迫感:重度
その他:薬物の使用、自殺の描写

 

この作品は何歳くらいの子におすすめ?

 

『ミッドサマー』【R15+】(2019年)は、卑猥で露骨すぎる&恐怖を感じる性的描写やトラウマレベルのグロ描写が含まれる、サイコロジカルホラー映画です。

小学生以下のお子さんとの鑑賞は120%NGで、グロ系の映画が苦手な大人の方も興味本位での鑑賞は全くおすすめしない作品です。

 

『ミッドサマー』と『パラサイトー半地下の家族』が同じリビング・セーフティレベル1☆☆☆☆というのは、どう考えても納得がいかない評価になってしまっていますが...

家族みんなでリビング鑑賞できるか!?”という基準では、両作品ともレベル1☆☆☆☆という判断です。

 

ホラー映画といっても、いわゆる“ホラー映画”によくある、突然出てくる系の恐怖感や過度に緊迫感を煽るような演出はほとんどありませんし、映画の色もとっても鮮やかでカラフル。

きれいな花や青々とした草原が常にそばにあり、全編を通して明るい色使いが印象的で、ホラー映画をみるつもりで鑑賞すると良くも悪くも期待を裏切られるかもしれません。

 

それなのになぜこんなに心の中を何かでぐちゃぐちゃのめっちゃくちゃにされたような不快感を引き起こすのか!???

 

私もまったく意識していない間に、今までに味わったことのない喪失感?孤独感?...なんとも形容し難い感情になってしまっていました。

 

気まずいなんていうもんじゃない露骨で暴力的な性行為のシーンがありますし、男女の裸の描写があります(陰部にはモザイクあり)。

暴力・グロ描写に関しては、この映画を観てしまったことを公開するレベルの極めて残酷で極めて過激な描写が何度も何度も登場します。

 

私は、この記事を書くために最後まで鑑賞しましたが、正直に言うと途中から吐き気と抑うつ感で何度も停止ボタンを押しかけました。

 

「なんで観てしまったんだろう???」

と、鑑賞後も頭の中はそればっかり。1日中、この映画のことが頭から離れません。

 

そのくらい、これまでに観てきた映画とは全く異なる独特な世界観の作品、精神的にすべてを支配されてしまう作品でした。

 

グロが苦手な方、不安を感じやすい方は、絶対に興味本位で鑑賞しないでください!

 

ペケ子

そもそも私はホラー映画はあまり観ませんし、グロ耐性も低め。
グロOKの旦那氏は全然余裕だったみたいです。
私のように、映画の世界に入り込んで鑑賞するタイプの方は、鑑賞後に味わったことのない虚無感というか喪失感のようなものに襲われるかもしれません。

 

こんな子におすすめ!

小学生・中学生には全くおすすめしません!

こんな子&ご家庭は気を付けて!
  • 実写映画に慣れていない
  • 不安を感じやすい
  • 気分が落ち込んでいる
  • 性的な表現に敏感
  • グロ描写、出血描写が苦手

 

あなたのご意見お聞かせください

各描写のタイプ毎に投票機能を設置しています。小学生以下の子供が鑑賞できるかどうかを基準に投票をお願いいたします。

具体的な描写の内容について言及される場合は、ページ最下部のコメント欄よりどうぞ!

 

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『ミッドサマー』【R15+】(2019年)ってどんな映画?サクっと解説

『ミッドサマー』【R15+】(2019年)作品情報(監督&キャスト)

タイトル:『ミッドサマー/MidsommarMidsommar
公開:2019年
ジャンル:アクション
映倫区分:R15+=15歳未満の観覧禁止

監督:アリ・アスター
キャスト:フローレンス・ピュー、ジャック・レイナー、ウィリアム・ジャクソン・ハーパー、ウィル・ポールター

あらすじ

 明るいことが、おそろしい
太陽と花々に満たされた祝祭の果ては、究極の恐怖と、未体験の解放感
長編デビュー作『ヘレディタリー/継承』が世界中で絶賛され、いまハリウッドの製作人が“最も組みたいクリエーター”として注目しているアリ・アスター監督の最新作。恐怖の歴史を覆す、暗闇とは真逆の明るい祝祭を舞台に、天才的な発想と演出、全シーンが伏線となる緻密な脚本、観る者を魅惑する極彩色の映像美が一体となり、永遠に忘れられない結末に到達する。前代未聞の“フェスティバル・スリラー”がついに日本上陸!

家族を不慮の事故で失ったダニーは、大学で民俗学を研究する恋人や友人と共にスウェーデンの奥地で開かれる“90年に一度の祝祭”を訪れる。美しい花々が咲き乱れ、太陽が沈まないその村は、優しい住人が陽気に歌い踊る楽園のように思えた。しかし、次第に不穏な空気が漂い始め、ダニーの心はかき乱されていく。妄想、トラウマ、不安、恐怖……それは想像を絶する悪夢の始まりだった。

ミッドサマー|Happiest Phantom Studios

 

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『ミッドサマー』【R15+】(2019年)は家族でリビング鑑賞できる?

ネタバレ注意!
ここから先は、作品内の具体的な描写に触れています。
できるだけストーリーの本筋には触れないようにリビングセーフティレベルをチェックしていますが、ついうっかりネタバレしてしまっている可能性がありますので、ご注意ください。

映倫の年齢制限区分:R15+

R15+(Restricted/観覧制限):15 歳以上(15 歳未満は観覧禁止)

 この区分の映画は、主題や題材の描写の刺激が強く、15 歳未満の年少者には、理解力や判断力の面で不向きな内容が含まれている。従って、15 歳以上の観客を対象とし、15 歳未満は観覧禁止とする。

 一組のカップルと二人の友人が、スウェーデンの奥地にある村で夏至祭を体験。そこで彼らが見たものは……。ホラー。

刺激の強い性愛描写がみられ、標記区分に指定します。

区分指定理由

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『ミッドサマー』【R15+】(2019年)のリビング・セーフティレベルをチェック!

子供に不適切なシーンや保護者の助言が必要なシーンがないか、項目別に4段階でチェックし評価・解説しています。

ご自宅のリビングで鑑賞可能かどうか、判断する際の参考にしてください。

4段階評価の内容
なし:注意が必要な描写なし
軽度:軽度の描写あり(やや過激・やや刺激が強い)
中度:中程度の描写あり(過激・刺激が強い)
重度:重度の描写あり(極めて過激・刺激が強い)

あなたのご意見お聞かせください

各描写のタイプ毎に投票機能を設置しています。小学生以下の子供が鑑賞できるかどうかを基準に投票をお願いいたします。

具体的な描写の内容について言及される場合は、ページ最下部のコメント欄よりどうぞ!

性的描写・裸の描写:重度

極めて過激で露骨、そして暴力的な性的描写&男女のヌード描写(陰部にはモザイクあり)が含まれる作品です。

小学生や中学生など、あまり性的なことに関する経験や知識のない子供が鑑賞すると、トラウマになってしまう可能性があるため、要注意です。

 

卑猥な絵

男性や女性の陰部が描かれている卑猥な絵が何度か登場します。

性的な行為の描写ではありませんが、陰毛や月経時のものと思われる経血まで描かれているなどかなり露骨な絵で、ご家族での鑑賞には注意が必要です。

 

性行為、性的な儀式の描写

全裸の男性&女性の描写、極めて露骨な性行為の描写が含まれます。

全裸なので下半身までしっかりと映されていて、下半身にはモザイク処理がされています。

 

高校生以上の子供と一緒に家族で鑑賞するかもしれない”ということを想定して解説しますと...

 

極めて露骨な性行為の描写があり本来ならばめちゃくちゃ気まずいシーンのはずなんですが、“気まずい”とか“エッチ”とか、そういった類の印象よりも“得体の知れない、見てはいけないもの”感の方が強く感じます。

 

裸の女性は股を開き、裸の男性が腰を振っているようなシーンなのに、エロさはゼロに近い!

 

このシーンにいたるまでの段階で、観ている側はかなり精神的に追い詰められていますし、ひとつの儀式のような状況での性行為なので、エロさを感じないのかもしれません。

 

エロさはなくても、不快感はかなり強め!心をえぐられるような気分になるのでご注意を!

 

高校生などの若年層がこのシーンをみると、トラウマになってしまうかもしれません...

 

あなたのご意見お聞かせください

性的描写・裸の描写




 

暴力・グロ描写:重度

極めて残酷で過激な暴力、グロ描写が含まれます絶対に、安易な気持ちで鑑賞しないでください!

 

本作品が他の作品と異なる点は、太陽の光が降り注ぐ中、暴力描写やグロ描写が映し出されるというところ。

そして、すべての暴力描写は、“儀式や文化的慣習に基づいた必要な物”として描かれています。

 

色鮮やかでカラフルな花々や美しい景色が広がる世界で、それとはまったく正反対の残虐な出来事を目の当たりにし、観ている人のメンタルはパニックに追い込まれます。

 

美しいヴィジュアルとダークなストーリー&出来事とのコントラストが、なんともいえない不安や恐怖を感じさせるんです。

 

ネタバレを避けるために具体的な描写には触れないように気を付けて解説していますが、鑑賞前に知りたくないような情報が含まれている可能性があります。

 

また、この解説そのものがグロく過激な内容になっているため、怖がりな方や想像力豊かな方はご注意ください。

 

「『ミッドサマー』ってどんなグロシーンがあるの?」

「グロ描写の程度はどのくらいのレベル?」

という疑問を解決したい方は、読み進めてみてください。

 

スイカ割りのように頭部がぐちゃぐちゃになる描写

 

人間の頭部をハンマーで砕く描写があります。

スイカ割りを想像してもらうとわかりやすいんですが、、さんさんと太陽の光が降り注ぐ明るい中で行われる暴力描写です。

 

あの割れたスイカが人間の頭だったら…果たして直視できると思いますか?

 

割れてぐちゃぐちゃになった頭部がアップで映される場面も何度も出てきます。

 

人間からはぎ取られた皮

 

人間からはぎ取った皮を別の人間がかぶって登場するシーンや、人間の皮の中にわらを詰め込んでつくった人形のようなものが出てきます。

はぎ取らられた部分の皮膚や肉体が映るシーン(もちろん血だらけ)もあり、ゲロ要注意の描写になっています。

 

動物の内臓を取り出すシーン

 

動物を解剖し、内臓だけを取り出す描写があります。

取り出された内臓もしっかり映りますし、内臓を全部取り除かれて皮だけになってしまった動物の姿も映ります。

 

その他

 

他にもいくつか暴力描写が含まれますが、上述の描写に抵抗がない方であれば、特に問題になるような過激なシーンはありません。

 

あなたのご意見お聞かせください

暴力・グロ描写

 




 

ホラー・ハラハラドキドキ緊迫感:重度

極めて強い緊迫感のある作品です。

観る人によっては、鑑賞後に強い落ち込みや不安感を感じる方もいるかもしれません。鑑賞される際は、十分にご注意ください。

 

『ミッドサマー』はホラー映画のようでホラー映画とは全く違った独特の世界観の作品

 

ホラー映画によくある、“突然出てくる系”の恐怖はありませんし、“暴力シーンをじわじわとゆっくり残酷に見せるような演出”もありません。

ですので、怖くて1人でトイレに行けなくなるようなことはないんじゃないでしょうか。

 

それなのになぜかずっと怖いし、気持ちが悪い!

 

バイオリンによる不協和音が、心をかきむしるような不安や緊迫感を引き起こしますし、美しい色鮮やかな世界と残虐でダークな出来事のコントラストが恐怖心を倍増させています。

 

ホラー感よりも喪失感や抑うつ感を強く感じ、鑑賞後は不快な気持ちでひどく落ち込んだ気分になる方も多いかと思います。

 

明るいのに(明るいからこそ?)残酷さや恐怖が際立ち、心理的に追い詰められていくような緊迫感。

なんとも不思議な映画です。

 

その他:薬物の使用、身近な人間の自殺

麻薬や幻覚作用を持つ植物などを使用する描写が何度も出てきます。

登場人物たちが酩酊状態になっている場面も多く、登場人物たちは何度も幻覚を見ています(自分の手や足から草が生えてくる、など)。

 

また、身近な人間が自殺をする描写があります。

 

あなたのご意見お聞かせください

ホラー・ハラハラドキドキ・緊迫感

 

『ミッドサマー』【R15+】(2019年)は、夜に大人1人で鑑賞できる?

上にも書いた通り、本作品は、ホラー映画によくあるような“突然出てくる系”のシーンや、ハラハラドキドキ感を過度に煽る演出は含まれません。

 

“トイレに行くのが怖い”系の恐怖もないので、そういった意味では、夜に1人でも鑑賞できる作品です。

 

しかーーーし!!!!

 

とにかくメンタルがぐいぐいえぐられるんです!

グロ描写も、他の【R15+】作品とは比較にならないほどグロいですし、鑑賞後の気分の落ち込みが半端ない!

 

私は、1人で昼間に鑑賞したんですが、できれば誰かと一緒に「うぇーーーーー!!グロすぎ!」「これどういう意味?」など、会話を交わしながら鑑賞したかった。。。

 

ということで、怖がりな方や映画の世界に入り込んでしまう方の1人での鑑賞は避けた方が賢明かと思われます。

 

ペケ子

怖がりな私は、1人でじっくり鑑賞した結果、この作品の監督が意図するであろう世界観にまんまと入り込んでしまったみたいです。


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『ミッドサマー』【R15+】(2019年)がみれる動画配信サービスは?

『ミッドサマー』【15+】(2014年)は、Prime Videoやhuluの定額見放題で鑑賞できます。

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2024年1月の情報ですので、最新情報は公式サイトをご確認ください。

まとめ:『ミッドサマー』【R15+】(2019年)はリビング・セーフティレベル1☆☆☆☆

(C)2019 A24 FILMS LLC. All Rights Reserved.

『ミッドサマー』【R15+】(2019年)リビング・セーフティレベルは、☆☆☆☆です。

☆☆☆☆:過激で露骨な描写が含まれるため、子供と一緒のリビング鑑賞NG。

◆レベル1☆☆☆☆作品の概要◆
15歳以下のお子さんには、極めて刺激が強い暴力描写や性的描写が含まれている可能性が高いです。
性的描写は、リビングで鑑賞すると気まずくなる確率120%、暴力描写もトラウマになってしまう危険性大、家族でのリビング鑑賞はおすすめしません。
グロ描写が強烈すぎたり、緊迫感MAXの作品が含まれるため、大人1人でのリビング鑑賞にも注意が必要です。
例:『パラサイトー半地下の家族ー』『エスター』、『バッド・ボーイズ2』

 

『ミッドサマー』【R15+】(2019年)は、強烈で露骨な性的描写や極めて残酷で過激な暴力・グロ描写が含まれる作品です。

大人がみても鑑賞後に強い落ち込みや不快感を感じる作品で、小学生以下のお子さんとの鑑賞は絶対NG!

 

トラウマになる可能性120%です。

 

男女のヌード描写(下半身はモザイク処理)や、露骨で暴力的に感じる性的描写が含まれるため、大人の方でも一緒に鑑賞する相手によっては気まずい気分になってしまう可能性があります。

 

暴力・グロ描写は、【R15+】よりもさらに上の【R18+】でも納得できるような残酷すぎる描写になっていて、グロが苦手な方だと直視できないような描写ばかりです。

 

ホラー映画のようでホラー映画ではない不思議な作品で、登場人物たちの何気ない日常会話のシーンですら、なぜかじわりじわりと精神的に追い詰められているような感覚。

 

言葉にはとても表現できないくらいの残虐な出来事が起きているのに、明るく色鮮やかな大自然の中で行われるため、その出来事を肯定されているようななんともいえない気分になり、観ている人はパニックに陥ります。

 

鑑賞中は吐き気と不快感で何度も停止ボタンを押したくなりますし、鑑賞後も抑うつ感が継続するため1日中ずっと頭から映画のことが離れないような感じ。

 

本当にすごい作品です。

 

グロ描写が苦手な方や、不安を感じやすい方、嫌なことがあって気分が落ち込んでいる方は、鑑賞しない方が身のためです。

 

興味本位での鑑賞は、本当の本当に後悔します。マジでご注意ください!!!!

Huluで『ミッドサマー』を見る

 

この作品は何歳くらいの子におすすめ?

 

『ミッドサマー』を観て気分が沈んだあとは、思いっきり笑いましょう!!

 

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