![『ワールド・ウォーZ』は小学生には怖い?気まずいシーン・暴力グロ描写の有無を解説](https://eigapedia.jp/wp-content/uploads/2022/06/ワールドウォーZ-1.jpg)
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『ワールド・ウォーZ』【G】(2013年)のリビング・セーフティレベルは3★★★☆☆
3★★★☆☆:ラブシーンや暴力シーンはあるが、激しい表現ではなくストーリーに沿った適度なもの。
◆レベル3★★★☆☆作品の概要◆
刺激の強い暴力描写または性的描写が含まれている可能性があり、映画に慣れていない子が見ると、刺激が強すぎることがあるかもしれません。映画鑑賞経験が豊富なお子さんであれば、大きな問題なく楽しめる作品です。
ご家庭の方針やお子さんの成熟度によって、リビング鑑賞可否の判断が分かれるのがこのレベルです。
例:「アベンジャーズ」シリーズ、「ハリー・ポッター」シリーズ、など(レベル3★★★☆☆作品をもっと見る)
◆描写のタイプ別チェック◆
性的描写・裸の描写:なし(具体的な解説へジャンプ)
暴力・グロ描写:中度ー重度(具体的な解説へジャンプ)
ホラー・ハラハラドキドキ・緊迫感:重度(具体的な解説へジャンプ)
『ワールド・ウォーZ』【G】(2013年)は、小学生でもギリギリ観れるかも?なレベルのホラー・パニック映画(というか、はっきり言うとゾンビ映画)です。
映倫の年齢制限も【G】ですし、暴力描写や出血描写などが残酷になりすぎないように、幅広い年齢層の人が楽しめるような工夫がされています。
ただ、他の【G】区分の作品や、リビング・セーフティレベル3★★★☆☆の作品と比べると、緊迫感がかなーり強め!
いつもの【G】作品や、リビング・セーフティレベル3★★★☆☆の作品を観るのと同じノリでリビング鑑賞してしまうと、子供を怖がらせてしまうハメになるかもしれません。
暴力描写は含まれるものの、暴力の相手はゾンビばかり(=相手が人間ではないので、そこまでリアルではない)で、出血の描写も必要最小限に抑えられています。
ゾンビの顔も、他のホラー映画に出てくるゾンビと比べると人間味を残していて、そこまで怖くないような見た目になっています。
ただ、それでもやはりゾンビは怖い!!
彼らの動きも怖いし、ゾンビたちに襲われるシーンではかなりドキドキで強い恐怖や不安を感じてしまうはず。
効果音などによって強い緊迫感が演出されており、“どこからゾンビに襲われるかわからない”ハラハラドキドキが盛りだくさんで、小学校低学年以下のお子さんは絶対に1人では観れそうにありません。
アクション映画や緊迫感の強い作品に慣れているお子さんでも、怖がってしまう可能性がありますので、ご家族でリビング鑑賞する際は事前に慎重に検討されることをおすすめします。
観賞される場合は、家族みんなでキャーキャー言いながら鑑賞すれば、小学生以下のお子さんと一緒でも観やすいかも??
そのときの感想を1番下に掲載しているので、子供の反応が気になる方は是非参考にされてください。
あなたのご意見お聞かせください
各描写のタイプ毎に投票機能を設置しています。“小学生以下の子供が鑑賞できるかどうか”を基準に投票をお願いいたします。
具体的な描写の内容について言及される場合は、ページ最下部のコメント欄よりどうぞ!
『ワールド・ウォーZ』【G】(2013年)はこんな子におすすめ&こんな子は気を付けて!
『ワールド・ウォーZ』【G】(2013年)はこんなお子さん&ご家庭におすすめです:
- 実写映画に慣れている
- アクション映画が大好き
- グロ・出血描写にも抵抗がない
- ゾンビ映画を観てみたい
- ハラハラドキドキしたい
『ワールド・ウォーZ』【G】(2013年)はこんなお子さん&ご家庭にはおすすめしません:
- 実写映画に慣れていない
- グロ描写、出血描写が苦手
- 怖い雰囲気が苦手
『ワールド・ウォーZ』【G】(2013年)ってどんな映画?サクっと解説
(C)2013 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
『ワールド・ウォーZ』【G】(2013年)作品情報&キャスト
タイトル | 『ワールド・ウォーZ』(原題:World War Z) |
---|---|
公開 | 2013年 |
ジャンル | アクション、ホラー、パニック |
上映時間 | 116分 |
映倫区分 | G(=年齢にかかわらず誰でも観覧できる) |
監督 | マーク・フォースター |
キャスト | ブラッド・ピット、ミレイユ・イーノス、ダニエラ・ケルテス、ジェームズ・バッジ・デール |
動画配信 | Prime Video(レンタル可 |
あらすじ&予告動画
人類絶滅!全人類に告ぐ、来たるZデーに備えよ!!その朝、すべてが激変する。
その日、ジェリーと妻、2人の娘を載せた車は渋滞にはまっていた。一向に動かない車列に、これがいつもの交通渋滞でないことに気付くが、次の瞬間、背後から猛スピードで暴走するトラックが迫ってくる。必死で家族を守り、その場から逃げだしたジェリー。全世界では爆発的に拡大する“謎のウイルス”によって感染者は増加し続け、大混乱に陥っていた。元国連捜査官として世界各国を飛び回ったジェリーに事態を収束させるべく任務が下る。怯える家族のそばにいたいという思いと、世界を救わなければならないという使命の狭間で、ジェリーは究極の選択を迫られる。感染の速度は加速する一方で、人類に残された時間はわずかだった―。
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『ワールド・ウォーZ』【G】(2013年)は家族でリビング鑑賞できる?
ここから先は、作品内の具体的な描写に触れています。
できるだけストーリーの本筋には触れないようにリビングセーフティレベルをチェックしていますが、ついうっかりネタバレしてしまっている可能性がありますので、ご注意ください。
映倫による年齢区分:G
映倫による年齢制限区分では、子供を含めたすべての年齢の人が観覧OKということになっています。
G(General Audience/すべての観客):年齢にかかわらず誰でもで観覧できる
この区分の映画の主題又は題材とその取り扱い方は、小学生以下の年少者が観覧しても動揺やショックを受けることがないように慎重に抑制されている。簡潔な性・暴力・麻薬や犯罪などの描写が多少含まれるが、ストーリー展開上で必要な描写に限られ、全体的には穏やかな作品である。G 区分の作品には、より大人向けの作品もある。一方、幼児、小学生が観覧の主体となる作品では、より慎重な描写、表現がなされている。
『ワールド・ウォーZ』【G】(2013年)のリビング・セーフティレベルをチェック!
子供に不適切なシーンや保護者の助言が必要なシーンがないか、項目別に4段階でチェックし評価・解説しています。
ご自宅のリビングで鑑賞可能かどうか、判断する際の参考にしてください。
あなたのご意見お聞かせください
各描写のタイプ毎に投票機能を設置しています。“小学生以下の子供が鑑賞できるかどうか”を基準に投票をお願いいたします。
具体的な描写の内容について言及される場合は、ページ最下部のコメント欄よりどうぞ!
軽度:軽度の描写あり(やや過激・刺激が強い)
中度:中程度の描写あり(過激・刺激が強い)
重度:重度の描写あり(極めて過激・刺激が強い)
性的描写・裸の描写:なし
夫婦の軽いキスシーンはありますが、気まずい性的描写やラブシーンは一切含まれません。
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暴力・グロ描写:中度ー重度
刺激の強い暴力描写やグロ・出血描写が含まれます。
実写映画に不慣れなお子さんや、怖がりなお子さんの鑑賞は十分にご注意ください。
ただ、その暴力の相手はゾンビばかりで、人間が人間に対して激しい暴力を振るうシーンはありません。
ゾンビに対する暴力描写ばかりなので、身近で現実的に感じるような描写ではありませんし、出血シーンも最低限におさえられています。
ゾンビの見た目や動きが怖いため映像がグロく過激に感じますが、実際の暴力描写そのものはそこまで激しいものではありません(過激な部分は映らないように配慮されている)。
とはいっても、ゾンビも元は人間。
いちおう人間の姿をしているため、彼らがやられまくっているシーンを見るのは抵抗があるご家庭もあるかも??
“ゾンビが登場するシーン=ゾンビがフルボッコ”なので、全編を通して暴力シーンが見られます(人間に噛みついたり、高いところから落下したり、撃たれたり、突き落とされたり、などなど)。
また、ゾンビに噛まれた部分(手首)を切り落とすシーンがあります。
しかし、切り落とす描写そのものは映っていませんし出血描写もほとんどなし、出来る限り幅広い年齢層の人が見れるように工夫されているように感じます。
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ホラー・ハラハラドキドキ緊迫感:重度
ホラーでハラハラドキドキの緊迫感MAXシーンだらけ!怖がりなお子さん、要注意です!!
特に終盤のシーンでは、いつゾンビが出てくるかわからない状況に、ずっとハラハラドキドキしまくりで手汗びっしょりです!
「ここからゾンビ出てくるかも!?」「早く!!早く逃げて!!!!」 みたいなシーンが何度もあり、ずっと心臓バクバクなので集中して観ているとかなりぐったりするはずww
作品序盤で、警察官のバイクが車にぶつかりミラーが壊れるシーンがあるんですが、そのシーンも突然の大きな音でビックリする子が多いと思います。
他のホラー映画ほどの恐怖感はないものの、やはり子供に見せるという基準で評価をすると“中度”ではなく“重度”が妥当な作品です。
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ゾンビの見た目や動きは怖い?子供でもみれる?
ゾンビの見た目について
本作品に登場するゾンビの見た目は、他のゾンビ映画やゾンビドラマと比較するとかなーりマシな方。
例えば、人気海外ドラマ『ウォーキングデッド』シリーズに登場するゾンビたちは、体や顔の一部が破損していたり内臓が飛び出しているようなヤツもいますが、本作品に登場するゾンビたちは割と人間の見た目を保っています。
地上波でも放送されていたテレビドラマ『君と世界が終わる日に』のゾンビと比べても、『ワールド・ウォーZ』のゾンビの方が怖くないかも?
『君と世界が終わる日に』のゾンビの方が血の付着量が多いし日本人ゾンビだし、怖く見えるんですよねきっと。
本作品のゾンビは、子供でもギリギリ見れるレベルだと思うので、ゾンビデビュー作にはおすすめのゾンビたちです。
ゾンビの怖い動きについて
本作品では、普通の人間もゾンビに噛まれるとゾンビになってしまいます。ゾンビ映画でよくある設定ですね。
ゾンビになる瞬間の動きがとても人間とは思えない変な関節の動きで、気持ち悪いしマジでホラー。
また、痛みに鈍感なのか?壁やガラスに自ら頭を打ち付けたり、ヘリコプターを追いかけてビルから飛び降りたりします。
とにかく、獲物(人間)を見つけると猪突猛進で追いかけていく感じ。
その結果、負傷して出血してもお構いなし(というか、ケガしてることに気付いてない)です。
獲物(人間)には噛みつきますが、食べるわけではなく感染を広めるだけ。
人に噛みつくので口のまわりは血で汚れていてちょっとグロく感じるかもしれません。
『ワールド・ウォーZ』【G】(2013年)は夜に大人1人で鑑賞できる?
大人が見て過激すぎるグロ描写や暴力描写はありませんが...
緊迫感を煽る演出や、いつゾンビが出てくるかわからないハラハラドキドキ感があるので、苦手な方は1人での鑑賞はやめておいた方が良いかと思います。
1人で夜に鑑賞したい場合は、家事をするなど少しだけ別のことで気を逸らしつつ鑑賞すればそこまで怖がらずに鑑賞できるかも?(もちろん、映画のおもしろさはやや減ってしまうかもしれませんが)
『ワールド・ウォーZ』【G】(2013年)がみれる動画配信サービスは?
『ワールド・ウォーZ』【G】(2013年)は、Prime VideoのレンタルまたはHuluの定額見放題で鑑賞できます。
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VOD | 月額料金 | 配信状況 |
月額1,490円(税込) |
見放題 | |
・スタンダード 月額990円(税込) ・プレミアム 月額1,320円(税込) |
配信なし | |
月額600円(税込) | レンタル可 | |
広告つき: 月額790円(税込) スタンダード: 月額1,490円(税込) プレミアム: 月額1,980円(税込) |
見放題 | |
見放題 |
2024年4月の情報ですので、最新情報は公式サイトをご確認ください。
まとめ:『ワールド・ウォーZ』【G】(2013年)はリビング・セーフティレベル3★★★☆☆
(C)2013 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
『ワールド・ウォーZ』【G】(2013年)のリビング・セーフティレベルは3★★★☆☆
3★★★☆☆:ラブシーンや暴力シーンはあるが、激しい表現ではなくストーリーに沿った適度なもの。
◆レベル3★★★☆☆作品の概要◆
刺激の強い暴力描写または性的描写が含まれている可能性があり、映画に慣れていない子が見ると、刺激が強すぎることがあるかもしれません。映画鑑賞経験が豊富なお子さんであれば、大きな問題なく楽しめる作品です。
ご家庭の方針やお子さんの成熟度によって、リビング鑑賞可否の判断が分かれるのがこのレベルです。
例:「アベンジャーズ」シリーズ、「ハリー・ポッター」シリーズ、など(レベル3★★★☆☆作品をもっと見る)
◆描写のタイプ別チェック◆
性的描写・裸の描写:なし(具体的な解説へジャンプ)
暴力・グロ描写:中度ー重度(具体的な解説へジャンプ)
ホラー・ハラハラドキドキ・緊迫感:重度(具体的な解説へジャンプ)
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我が家の息子たち(小学生)の反応&感想
映画好きの長男がはじめてこの作品を観たのは、小学3年生の頃。
「ゾンビの映画を観てみたい!」ということでこの作品をリビング鑑賞したんですが、ハラハラドキドキ極度の緊迫感でストーリーに全く集中できず、3分の1くらいの時点で再生ストップしました。
それから約1年後の小4になってリビング鑑賞したときは、無事最後まで観れたものの、終わったあとは汗びっしょりでぐったりwwwドキドキしすぎて疲れたみたいです。
でも、ここまでのハラハラドキドキ感を味わうのは初めてだったので、
「めちゃくちゃ怖かったけど、めちゃくちゃおもしろかった!」
と、大満足でした。
一方、次男(当時小1、映画がそんなに好きではない)は、最初から映画に集中せずにお絵かきをしながら横目でチラチラ見る程度だったので、全く怖くなかったみたいです。
ゾンビの顔がアップになっても、「怖いー!!!」とはならなかったので、ゾンビの見た目は小学校低学年の子でもセーフな様子。
子供って、怖いのが苦手だけど、同時に怖いものを見てみたい気持ちもありますよね。
そんな好奇心を満たしてあげるのには、ぴったりの作品だと思います。
激しすぎる暴力描写やグロ・出血描写もないですし、純粋に“ゾンビが出て来たらどうしよう!?”という感覚だけを楽しめる作品です。